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発達障害の息子が見せてくれる世界は、いつも自由で楽しいことだらけ

先生がつけたタイトルは「舟出」

先生がつけたタイトルは『舟出』 そして、待望の2020年。ぽん画伯、いや、ぽん巨匠は何を書いてくるのだろうとワクワクしながら書き初めの持ち帰りを待ち、見てみると、タイトルに「舟出」という文字が。船出…? 頭の中に“?”をたっぷり散らしながら書き初めを広げてみると、確かに偶然が偶然を呼び、舟出という文字に見えるではないか! 先生ナイス!  なんだかもうぽんちゃんが天才に思えて、「ぽんちゃん、最高の“舟出”だよ!」と褒めると、ニコニコしながら筆を走らせるポーズをしてくれた。去年の「パッション」の隣に、この書き初めは並べて張ると、これもまたありがたい気がしてくるのが不思議である。人間、楽しいほうに思い込んだ方が勝ちなのだ。  ぽんちゃんはできないことがたくさんあるけれど、そこから生まれる楽しいことはたくさんある。現に毎年、書き初めひとつでこんなにも楽しませてくれるのだから、素晴らしい。そして、ただの走り書きに、素晴らしいタイトルをつけてくれる先生方にも感謝しかない。2021年、ぽんちゃんは一体どんな書き初めを書いてくるのか、今から楽しみだ。 <文/吉田可奈 イラスト/ワタナベチヒロ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【登場人物の紹介】 登場人物の紹介息子・ぽんちゃん(2007年生まれ):天使の微笑みを武器に持つ天然の人たらし。表出性言語障がいのハンデをもろともせず小学校では人気者 娘・みいちゃん(2010年生まれ):しっかり者でおませな中学1年生。イケメンの判断が非常に厳しい。 ママ:80年生まれの松坂世代。フリーライターのシングルマザー。逆境にやたらと強い一家の大黒柱。
吉田可奈
80年生まれ。CDショップのバイヤーを経て、出版社に入社、その後独立しフリーライターに。音楽雑誌やファッション雑誌などなどで執筆を手がける。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。長男に発達障害、そして知的障害があることがわかる。著書『シングルマザー、家を買う』『うちの子、へん? 発達障害・知的障害の子と生きる』Twitter(@knysd1980
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うちの子、へん? 発達障害・知的障害の子と生きる

20代前半での結婚後、長女長男に恵まれた著者。順調かと思えた矢先にまさかの離婚、2児を抱えながら頭金なしで家を買うなど奮闘するも、長男に発達障害があると発覚(のちに重度の知的障害と診断)。子どもたちを幸せにするため、全力でもがき続けるシングルマザーの葛藤と奮闘を描いた実体験エッセイ&マンガができました!


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