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ダイエット中に「ガスト」で食べるならどれ? 管理栄養士に聞く

 りんごジュースを飲み続ける、卵を1日に10個食べるなど“暗黒のダイエット時代”を経て、現在は体重46キロ±2キロ(身長161センチ)をキープしている、管理栄養士の松田真紀先生。
ダイエット中にガストで食べるならどれ 

写真はイメージです(以下同)

「6つのやせ習慣」を実践することで16キロものダイエットに成功したとのこと。その習慣のうちの1つである「一酒三菜」(一酒=お酒。飲まなくてももちろんOK)をファミレス・ガストで実践できるメニューを教えていただきました(以下、コメントはすべて松田先生)。 松田真紀先生 三菜は以下になります。 主菜……脂肪が燃えまくる「燃焼タンパク質」 副菜1……疲れ知らず、老い知らずの「若返り野菜」 副菜2……お腹がみるみる凹む「整腸食」  ファミレス・ガストではどんなメニューを選べばいいのでしょうか。

「チキテキ・ピリ辛スパイス焼き」699円

「チキテキ・ピリ辛スパイス焼き」699円

写真はすかいらーくより提供(以下同)

「ガストに限らず、ファミレスのグリル系メニューのつけ合わせは大半が芋やコーン。  特にマッシュポテトやフライドポテトは、血糖値が急上昇しやすい、太りやすい料理です。同じカロリーなら、良質なタンパク質や脂質を摂取したいですね。甘い味で女性に人気のコーンも、米やパンなどと同じ炭水化物。主食の一つ、という認識を。  その点、このメニューは鶏肉の下に敷かれた付け合わせのもやしやねぎなどの野菜がすべて、ダイエットOK食材です。レモンが添えてあることも大きなポイント。レモンに含まれるビタミンCが鉄、亜鉛、タンパク質の吸収を促進し、脂肪燃焼効果が上がるからです」

「若鶏のグリル 大葉おろしの醤油ソース」699円

「若鶏のグリル 大葉おろしの醤油ソース」699円「こちらは生野菜が添えられているうえに、大根おろしがのっています。大根に含まれている酵素は、鶏肉の消化を助けます。ほかにも、辛み成分であるイソチオシアネートの抗酸化作用や、むくみ解消に働くカリウムが豊富に含まれていたり、食物繊維によって便通の改善につながったりと、さまざまな効果が期待できます」  松田先生によれば、単品ではなく、サイドディッシュとの組み合わせもオススメとのこと。

「チキンとモッツァレラのトマトオーブン焼き」399円

「チキンとモッツァレラのトマトオーブン焼き」399円鶏肉は、肉類の中で最も『抗酸化力』を持つビタミンAが豊富な食材です。『酸化』と言うとイメージしづらいかもしれませんが、鉄が錆びる想像をしてみてください。つまり体のサビ、つまり老化を防ぐ力ということ。抗酸化力のある食材は代謝を上げて脂肪燃焼効果を得られます。トマトの『赤』に含まれるベータカロテンのリコピンにも、同じ作用が含まれます。このメニューで、主菜と副菜1が補えます」
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「豆腐と山芋オクラのねばとろサラダ」
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