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乙女のハートがトクン…『りぼん』65周年で“りぼんっ子”感涙のプロジェクトを始動

 1955年の創刊以来、『ときめきトゥナイト』『ちびまる子ちゃん』『ママレード・ボーイ』など、数多くの名作を生み出した集英社の少女マンガ雑誌『りぼん』。2020年8月3日に迎える創刊65周年に向けて、「誰かと誰かを“むすぶ”」プロジェクト【りぼんのりぼん】が始動しました。その第一弾として、ポップアップショップ「りぼんのおみせ in Tokyo」が東京・原宿の「baseyard tokyo」で開催中です(3月20日まで)。
りぼんのおみせ

「りぼんのおみせ」は、東京・原宿「baseyard tokyo」の1階・2階特設エリアで展開

乙女のハートがときめく『りぼん』オリジナルグッズ

オリジナルアイテム

『りぼん』とクリエイターとのコラボ商品を含むオリジナルアイテムは全38種類

 ショップ1階では、名だたるクリエイターたちと『りぼん』とのコラボレーション商品を含む雑貨や文具、ファッショングッズなど、全38種類のオリジナルアイテムを販売しています。  トレードマークの「りぼんちゃん」があしらわれたレターセットと生理用ナプキンが一組になった「レターセットナプキン」、創刊65周年記念バージョンの「りぼんちゃん」がプリントされたムーンパンツ(サニタリーパンツ)は、思春期を送る“りぼんっ子”ならではのアイテム。 『りぼん』ロゴをフォント化した「りぼんふぉんと」と「りぼんちゃん」ロゴなどを自由にデザインして、オリジナルTシャツやバッグを作れる「おりじなるぷりんと」も注目を集めそうです。
マグカップ

少女の淡い恋心を表現した「トクン マグカップ」

 中でも目を引くのは、少女の繊細な心の動きをあらわす「トクン…」の文字が刻まれた「トクン マグカップ」「トクン ボトル」。少女マンガ独特の効果音といえば“コレ!”を見事に表現した、ときめきアイテムです。 「今回のオリジナル商品化にあたり、3社の企業と6名のクリエイターとのコラボを含む、いろいろなアイデアが集まりました」と語るのは、『りぼん』編集部・相田聡一編集長。
小中学生女子を意識したアイテム

読者層の小中学生女子を意識したアイテムも

「『りぼんちゃん』や『りぼんふぉんと』など、わかりやすく『りぼん』ロゴが入ったアイテムがベースになっていますが、見ただけで『りぼん』を思い出させるような商品が何かひとつあったらおもしろいんじゃないかと。そこで、少女マンガの象徴的な擬音表現である『トクン』グッズの商品化が実現しました。 『おとめちっく』という作風や、流行語にもなった “ちびまる子ちゃん現象”などは、『りぼん』から生まれたブーム。このような“少女らしさ”をフィーチャーする描写は、少女マンガならではの発明だと思います」(相田編集長)

「り本展」でなつかし少女マンガを“大人買い”

り本展

2階の書店「り本展」では、なつかしの『りぼん』作品がまとめ買いできる

 2階では、編集部おすすめの「りぼんコミックス」を展示販売する「り本展」を開催中。現在『りぼん』で連載中の話題作をはじめ、『有閑倶楽部』『姫ちゃんのリボン』『ハンサムな彼女』など、かつての“りぼんっ子”が夢中になって読んでいた、なつかしの名作マンガも“一気買い”できます。 「『りぼん』は、『ときめきトゥナイト』(1982年)『ちびまる子ちゃん』(1990年)『愛してるぜベイベ★★』(2002年)など、いまでも多くのファンからの支持を受けている作品を世に出した、伝統のある少女マンガ雑誌です。65周年を迎える『りぼん』は、おかげさまで小中学生女子の読者を中心に、いまもなお多くのファンのみなさまに支えられています」(同)
さよならミニスカート

『りぼん』読者層を超えて話題となった『さよならミニスカート』

 また近年では、連載中の『さよならミニスカート』が20代~30代女性や男性からの熱い支持を受け、『このマンガがすごい!2020』「オンナ編」(宝島社)の第1位になったことも大きな話題を呼びました。 「『さよならミニスカート』は、ある過去を隠しながら高校生活を送る少女を描いた学園ストーリー。ショートカットにスラックスの制服を着て登校する主人公に向けられる周囲の視線を含める性差別、スクールカーストなどのさまざまな要素が含まれたこの作品は、もしかしたら大人の女性や男性にも刺さるかもしれない。そういう想いで男性向けマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で並行配信したところ、大きな反響がありました」(同)  また、現在『りぼん』で絶対的エースを誇る王道恋愛ストーリー『ハニーレモンソーダ』も、女性向けマンガアプリ「マンガMee」にて掲載中。『りぼん』読者である小中学生女子を超えて、幅広い層から人気を集めているそうです。相田編集長は『りぼん』の魅力について、こう分析します。 「『りぼん』は昔から“ちょっと大人っぽい”、小中学生女子が背伸びして読めるような作品が多いですね。ストーリー中で理想の女の子たちが繰り広げる生き方や恋愛観がピンポイントに刺さることによって、『りぼん』を卒業した読者もずっと続けて読める作品になっているのだと思います」
相田聡一編集長

『りぼん』編集部 相田聡一編集長

 相田編集長は最後に、すべての“りぼんっ子”に向けた思いを語りました。 「“マンガ雑誌離れ”という言葉もありますが、おもしろい作品をしっかり作り上げることで、『マンガっておもしろいんだな』とあらためて感じていただきたいですね。伝統のある『りぼん』は、今まで以上に小中学生女子にとっての心のよりどころになれるような存在でありたいと思います。  そして、大人になってからも『りぼん』は『誰もが必ず通るマンガ雑誌』と言ってもらえるような雑誌にしていくのが夢です。【りぼんのりぼん】は、誰かと誰かを“むすぶ”がコンセプト。このプロジェクトが、昔の“りぼんっ子”と現在の“りぼんっ子”を“むすぶ”架け橋になれたら、と思います」 <文・写真/櫻井れき>
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◆『りぼん』創刊65周年記念「りぼんのおみせin Tokyo」
開催期間:2020年3月20日(金)まで 12:00~21:00(土・日・祝日のみ11:00~20:00)
開催場所:baseyard tokyo(ベースヤードトーキョー)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-12-22


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