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おにぎり、おでん…猫に“食べ物”ネームはなぜ多い?由来を聞いてホッコリ

<みきーるの女子マインド学>  春なのに外出もままならず、家でため息をついている……。そんなとき、私はネットで猫の写真を見るとなごむのですが、ふと気づいたことがあります。それは、猫ちゃんたちの名前の“ある共通点”! 「なんか、食べ物の名前がついたコが多いような……?」  そう、食べ物、とりわけ“食事系”の名前がついた猫ちゃんって、けっこう多いようなのです。これがワンちゃんだと、“クッキー”とか“チョコ”とか、スイーツ系のネームが目立つのですが、この傾向は何なのでしょうか?  今回は、愛猫に“食べ物ネーム”を付けているみなさまに、「命名の由来」を訊いてみました。

「おにぎり」くん、「たくあん」くん

「おにぎり」くん(左)、「たくあん」くん(右)(藤本さん愛猫)

「おにぎり」くん(左)、「たくあん」くん(右)(藤本さん愛猫)

 イラストレーター・藤本康生さん宅の猫ちゃんは、全員が“食べ物”ネームです。 「“おにぎり”は、譲ってくれた家の子に抱かれている写真が、“三角海苔おにぎりを頬ばっている瞬間と見まごうほどのおにぎりっぷり”だったから。 “たくあん”は、おにぎりを迎えに行ったら、“とても仲がいい兄弟なので、一緒に連れていってほしい”と言われ、おにぎりとセットだし、茶トラで黄色っぽいし……で“たくあん”にしました」(藤本康生さん)

「アイス」、「パン」、「インディ」、「おでん」

左から「アイス」「パン」「インディ」「おでん」(敬称略)(藤本さん愛猫)

左から「アイス」「パン」「インディ」「おでん」(敬称略)(藤本さん愛猫)

 さらに、 「“アイス”は、最初はグレーの毛並みから“しらす”と名付けましたが、里親さんのもとで“アイスランド”と名付けられ、出戻ったのちアイスクリームにこじつけて“アイス”に。“パン”は、もともとのわが家の命名方法で付けた炭水化物の名前です。 “インディ”は、黒っぽいキジトラの毛色から“ひじき”と名付けましたが、結果的に濃い色のインドカレーとして“インディ”に。“おでん”は、三毛猫の茶系の色味部分からイメージしました」とのこと。  ほかにも藤本さん宅には、「うずら」ちゃん、「おみそ」ちゃんという子たちも。  バラエティ豊かな食ネームは、それぞれの子の個性にぴったりですね!

「もずく」ちゃん

「もずく」ちゃん(ボッコチャンさん愛猫)

「もずく」ちゃん(ボッコチャンさん愛猫)

「この子は保護猫だったのですが、おでこのところの模様が“もずく”みたいだったので、“もずく”と名付けました。当時、自分的に“もずくスープブーム”だったこともありますね(笑)。それと、もずくはツンとした美人だったので、少し抜け感のある名前にしたかったというのもありました」(ボッコチャンさん)  もずくちゃんは4兄弟で、他にもらわれていった子たちも“メンマくん”“ネギちゃん”“うに丸くん”と、偶然にも食べ物の名前が付けられたそう。  どの子も小鉢料理や薬味に合いそうなお名前! “主食”(ご主人)のそばに寄り添う姿、可愛いでしょうね!
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まだいる! 食べ物ネームの猫たち
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