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「繊細さん=HSP」にありがちな人間関係の悩み解消テク、断るのが苦手etc

「繊細さん」と聞いて、ドキッとしたあなた。自分は心が弱い、すぐに傷つく、と日々凹んでいませんでしたか。
生きづらさに悩む「繊細さん」たち ちょっとの知恵と勇気で、人生をリセット

写真はイメージです(以下同)

仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる! 「繊細さん」の知恵袋』(マガジンハウス)は、全国の繊細な人たちから「仕事や人間関係を乗り切る知恵」を集めた本。著者の武田友紀さんは、自身も繊細さん(HSP)の当事者で、HSP専門カウンセラーです。

繊細さは生まれ持った気質

 本書によると、「繊細さは生まれ持った気質であり、生まれつき背の高い人がいるように『生まれつき繊細な人』がいることがわかってきたのです」と言います。さらに「心理学者のアーロン博士は、こうした人たちをHSP(Highly Sensitive Person)と名づけました」。  本書は、そんな繊細さんたちへのエール。まずは、繊細さんが持つ4つの性質を、本書から簡単に説明していきます。

どんな人が「繊細さん」?

 こんなことでクヨクヨするのは、やっぱり私が悪いから。そんな風に自分を追い詰めるのは待って。あなたにあてはまる項目があるかもしれません。 どんな人が「繊細さん」?1 深く処理する(深く考える)  さまざまなことを瞬時に感じ、ほかの人が通常考えない深さまで考える。 2 過剰に刺激を受けやすい  人一倍気がつき処理するため、人より早く疲労を感じやすい。大きな音や光、痛みなどに敏感な人も。 3 感情反応が強く、共感力が高い  他者の意思や気持ちを察しやすい。事故や事件のニュース、暴力的な映画などが苦手な傾向にある。 4 些細な刺激を察知する  小さな音、かすかな匂い、相手の声のトーンや視線など、細かなことに気づく。  このように羅列していくと、繊細さん=生きづらいという思い込みができそう。しかし裏を返せば、他人の心をいち早く感じ取れる、やさしい人ともいえるのです。繊細さんなりの特性を生かすコツを、本書から学んでいきましょう。
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友達と長時間いると疲れてしまう…
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