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冬ドラマ注目6選。『罠の戦争』も大期待だけど、“火曜のNHK”が豪華すぎ!

名作揃いだった2022年秋ドラマの“ロス”が徐々に癒えてきたと思ったら、早くも1月期の冬ドラマが続々はじまっています。毎クールのドラマチェックを欠かさない筆者が、2023年冬クール「外さなさそう! 観て損はない!」と思うドラマ6選をご紹介します。

100万回 言えばよかった

今期は恋愛ドラマが多くラインナップされている印象ですが、まずその中から気になる2作品をご紹介。どちらもキャスト×脚本家のコラボレーションにより良作になりそうです。 まずは『きのう何食べた?』シリーズ(テレビ東京系)などで知られる脚本家・安達奈緒子が描く完全オリジナルドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系、金曜夜10時~/1月13日スタート)。
『100万回 言えばよかった』

画像:TBS『100万回 言えばよかった』公式サイトより

運命だと思った相手を突然失い、その死が受け入れられない主人公・相馬悠依を井上真央が演じます。幽霊となって現世をさまよう相手役・鳥野直木に佐藤健、なぜかその幽霊・鳥野が見えてしまいふたりの運命に寄り添うこととなる刑事・魚住譲に松山ケンイチ、という3人を中心にラブストーリーが繰り広げられます。 はじめは「このキャストで幽霊もの…?」と思いましたが、公式ホームページに記載された次の一文から「これは観るしかない!」と思い直しました。 <“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えると共に、“その当たり前がどんなに愛おしくかけがえのないものか”を改めて訴えかけるオリジナルストーリー。> 朝ドラ『おかえりモネ』で、丁寧な日常を描いた脚本家・安達奈緒子とこのキャストのタッグであれば、期待できそうです。

星降る夜に

もうひとつおすすめのラブストーリーは、『星降る夜に』(テレビ朝日系、火曜夜9時~/1月17日スタート)。優秀な産婦人科医で、感情を表に出せずになんだか息苦しい毎日を送る雪宮鈴(吉高由里子)が主人公。生まれつき聴覚をもたない一方で、感情表現が豊かで明るく陽気な、遺品整理の仕事をする10歳下の青年・柊一星(北村匠海)と偶然出会い、大人の恋がはじまるというラブストーリーです。
『星降る夜に』

画像:テレビ朝日『星降る夜に』公式サイトより

音のない世界を生きる相手役というと、先クール大ヒットした『silent』とも重なりますが、そこはまた別物!『大恋愛~僕を忘れる君と』(TBS系)や『知らなくていいコト』、『家売るオンナ』シリーズ(ともに日本テレビ系)など、ひとつのテーマに留まることなく様々な人間ドラマを描いてきた脚本家・大石静が、見ごたえのある物語を描いてくれるでしょう。
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