12月14日にドラマ『いちばんすきな花』（フジテレビ系、木曜よる10時～）の第10話が放送。人を傷つける言葉との向き合い方を感じる内容だった。 　同話ではアルバイトをしながらイラストレーターとして働く紅葉（神尾楓珠）の葛藤が描かれる。小説の表紙イラストを描き、出版社の人からも評判は上々であると聞かされるが「本当に評判いいですか？」 と質問する紅葉。 　ネット上の批判的な意見を目にして不安感を覚えている紅葉に対して、出版社の人からは「心無いこと言われました？ 評判いいのは本当です」「気にしないほうが良いですよ。こういう仕事をするならメンタル強くしたほうが良いです」と“エール”を送られた。 　とはいえ、紅葉は納得することなく、椿（松下洸平）の家にいる時も沈んだ表情を浮かべる。そんな中、ゆくえ（多部未華子）から表紙のイラストを褒められると、紅葉は「表紙のイラストがゴミすぎる」「世界観が分かってない」「読んでないやつが雰囲気で描いてるのバレバレ」とスマホを見ながら、ネット上に書かれたそのイラストに対する“感想”を読み上げていく。 　ゆくえは「悪意のあるコメントなんて見なくていい」と止めようとするが、「仕事の意見だから無視できないし、悪意ないと思う。この人たちにとっては正論なんだ」という。 　ゆくえは「悪意に自覚ない人の言葉なんかなおさら聞かなくて良い」とフォローするが、紅葉は「この人たちが自分の価値観で『ゴミ』って言ってるんだから、『嫌い』って言ってるんだから」とエキサイト。ゆくえは「駄目だね、否定しちゃ。ごめん」と謝罪して、気分転換のために外へ出てしまう。