「この時期は避けて欲しかった」大都市でも選挙ポスターが6割減…札幌在住・元TBSアナが痛感したこと
2010年にTBSに入社し、『朝ズバッ!』『報道特集』などを担当したのち、2016年に退社したアンヌ遙香さん(40歳・以前は小林悠として活動)。
TBS退社から紆余曲折を経て20年生活した東京を後にして活動拠点を故郷北海道に戻したアンヌさん。アラフォーにして再スタートを切った「出戻り先」でのシングルライフの様子や心境をつづる連載です。
【過去記事】⇒連載「アンヌ遙香の北海道シングルライフ」を読む
第71回となる今回は、大雪の中で今回の衆院選を迎えた北海道・札幌で、アンヌさんが感じたことをつづります(以下、アンヌさんの寄稿です)。
今さら振り返りなどをしてもどうかなぁ……という気持ちもあったのですが、やっぱり忘れてはならないのは、この時期の選挙、雪国の住民としては本当に酷な環境であったということ。
これはしっかりお伝えしておきたいと思いました。今年は特に全国的に猛烈な雪に見舞われ、亡くなった方も多く出てしまうほどの異常事態となっています。選挙ポスターが貼られる掲示板に関しては、あまりの雪深さで北海道に関してもかなり数が減らされた形になりました。
例えば小樽市内に関しては、前回の参議院選挙と比べて、およそ8割減り、札幌市に関しても6割減った事実が選挙管理委員会により報告されています。もともと掲示板を貼る予定だった場所が雪捨て場にすでになっているところもあれば、とにかくあまりの雪の積もり具合に物理的に何かを立てる、と言うことも非常に困難なほど。
実際問題、私は選挙のたびに愛犬のゴールデンレトリーバーの散歩をしながら、街中の選挙の掲示板を眺めて、さて今回はどこに入れようかと思いを巡らすのがお気に入りの時間となっていましたが、今回の選挙に関しては、私は札幌市内に居住していますが、ワンちゃんのお散歩コースで掲示板を見かけたことは一度もありませんでした。
この状況だけでも、雪が降る地域とそうではない地域とのあいだで、選挙に関して思いを巡らす機会が少なくなっていたことがまず指摘できます。
そして今回の災害級の大雪により、JRのダイヤも乱れ、貨物もなかなか札幌に入ってこないという事態も……。
実は今回私は地元HBC(北海道放送)の開票速報、選挙特番でコメンテーターを務めることが決まっていたこともあり、本番前、選挙当日前にぜひ読みたい新刊があったのですが、なんとそのJRが止まってしまった影響で、札幌市内の大手書店にすら新刊が入ってこない異常事態が生じてしまったのです。
雑誌などの発売日が本州に比べて数日遅れることは、北海道あるあるとしてはよくありますが、いく日間も新刊が書店に入ってこないのは、さすがに過去にあまり例を見なかったことのことでした。選挙が終わってしまった今、このようなことを申し上げても意味は無いのでしょうか。
いや、そうではないと思いたいですね。今後やはりすべての国民に対して平等に投票機会が与えられるべきだと思いますし、豪雪地帯に住んでいる人々は、そうではない人々に比べて明らかに不利な現状があることを、私はまざまざと感じました。
昨今ではSNSが発達しているし、YouTubeだってあるんだからという考え方もあるかもしれませんが、私は投票に直結する行動こそ、あまりSNSの影響を受けたくないタイプ。
なぜなら、自分が望むものをアルゴリズムで示してくることがわかっているから。さまざまなご意見があることはわかっていますが、やはりこの時期の選挙は正直避けて欲しかったなというのが雪国に住むいち市民の声です。
選挙ポスター掲示板が激減
豪雪地帯に住む人は選挙において“明らかに不利”
そして今回の災害級の大雪により、JRのダイヤも乱れ、貨物もなかなか札幌に入ってこないという事態も……。
実は今回私は地元HBC(北海道放送)の開票速報、選挙特番でコメンテーターを務めることが決まっていたこともあり、本番前、選挙当日前にぜひ読みたい新刊があったのですが、なんとそのJRが止まってしまった影響で、札幌市内の大手書店にすら新刊が入ってこない異常事態が生じてしまったのです。
雑誌などの発売日が本州に比べて数日遅れることは、北海道あるあるとしてはよくありますが、いく日間も新刊が書店に入ってこないのは、さすがに過去にあまり例を見なかったことのことでした。選挙が終わってしまった今、このようなことを申し上げても意味は無いのでしょうか。
いや、そうではないと思いたいですね。今後やはりすべての国民に対して平等に投票機会が与えられるべきだと思いますし、豪雪地帯に住んでいる人々は、そうではない人々に比べて明らかに不利な現状があることを、私はまざまざと感じました。
昨今ではSNSが発達しているし、YouTubeだってあるんだからという考え方もあるかもしれませんが、私は投票に直結する行動こそ、あまりSNSの影響を受けたくないタイプ。
なぜなら、自分が望むものをアルゴリズムで示してくることがわかっているから。さまざまなご意見があることはわかっていますが、やはりこの時期の選挙は正直避けて欲しかったなというのが雪国に住むいち市民の声です。
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