「スマホばっか見るな!」電車で怒鳴る迷惑おじさん。一斉にドン引きしていたら…“スリ捕獲劇”で、おじさんの正しさが証明される
電車の中で、強い口調で周囲に注意する人を見かけたら……あなたはどう感じますか?
今回は、その印象が大きく揺らいだというある女性のエピソードをご紹介しましょう。
坂本明奈さん(仮名・34歳)は、いつものように夕方の帰宅する人達で混み合う電車に揺られていました。
「私は疲れた体をドア横の手すりに預けながら、ぼんやりと窓の外を眺めていたんですよ」
車内は一日の疲れを抱えた人たちで満たされ、誰もが静かに乗車時間をやり過ごしているように見えました。
その時、突然「おい、そこのカバン! ちゃんと前に持てよ!」と、場の空気を切り裂くような大きな声が響き渡ったのです。

「思わず振り返ると、声の主は40代ぐらいの男性でした。険しい顔つきで、近くに立っていた女性に向かって強い口調で『周り見えてないのかよ。危ねぇだろ』と突っかかっていて。言われた女性は驚いた様子で、小さく『すみません』と謝りながらカバンを抱え直していて気の毒に思いました」
その声は必要以上に強く、まるで周囲全体に向けて威圧するような響きを帯びていたそう。
明奈さんは内心「そんな言い方しなくてもいいのに」と思いながら視線をそらしました。
「けれど、その男性はそれだけでは収まらない様子で『あと、スマホばっかり見てるやつ多すぎ! フラフラしてねーでちゃんと周り見ろよ』と周りの人にまでいちゃもんをつけ始めたんですよ。その姿を見て……あ、この人はこういう場で八つ当たりをしてストレス発散するタイプの人なんだろうなと感じましたね」
苛立ちを吐き出すような物言いに、車内は一気に重々しくなりました。
「引いていたのは私だけではなかったはずです。車内の誰もが、できるだけその男性から距離を取ろうとしているように見えました」
「カバン前に持てよ!」突然響いた怒声










