「いい嫁ね」と笑っていたのに…高齢者施設の義母を気遣う48歳嫁、施設内で“ひどい鬼嫁”にされていたと知る
人は誰でも、立場や環境によって違う顔を持つものです。その顔が、思わぬ場所で別の意味を持ちはじめることもあります。
今回は、義母の高齢者施設入所をきっかけに、距離感に悩むことになった女性から話を聞きました。

都内在住の中田まきこさん(仮名・48歳)は、夫と2人暮らし。夫の実家は車で30分の距離で、月に1度は会う距離感だったんだそうです。
「夫と結婚して20年。義父母とは、ほどよい距離感で付き合ってきました。それが、去年の1月に義父がなくなったんです。元々持病はあったのですが、入院してからあっという間でしたね」
義父が亡くなって半年ほど経った頃、自宅に遊びにきた義母から「一人で暮らすのは寂しい」と話があったそう。
「義母からその言葉を聞いた時は、一瞬、同居の話が出るんじゃないかと思って。正直、胸の奥がざわっとしましたよ。でも、義母は高齢者施設のパンフレットを出してきたんです」
パンフレットをみると、広く開放的な個室、演奏会などレクリエーションの充実、カラオケ完備、美容室やコンビニも移動車が定期的に来るという快適な暮らしが想像できるものでした。
「立地もいいところで、入居一時金だけで2000万円、月額利用料も30万円ほどかかる施設でした。でもこの施設に入ったら、きっと義母も楽しく過ごせるなと思ったんです。
夫にも話したら賛成してくれて、義父の残した遺産を使おうねと翌日には見学に行ったんです」
見学して即決した義母。その後諸々の手続きを済ませ、義母は無事に高齢者施設に入居します。
義母が入所してからは、慣れるまでフォローしていこうと思っていたまきこさん。月に2回は義母のところへ行っていたんだそう。
「正直、すごく仲良しの嫁姑関係ではないと思っていて。でも、夫の母である義母を大切にしていきたい気持ちはもちろんありました。だからこそ、義母とは距離感を大切にしながら付き合ってきたつもりでした」
まきこさんが行くと、老舗の和菓子を用意してくれる義母。施設の方に教えてもらいながら、ネット注文もできるようになったんだとか。
「行くたびに、義母の表情は明るくなっていきました。施設のレクで、ネイルをしたんだとか、カラオケで最高得点がでたとか。楽しんでいる様子に安心していたんです」
義母が高級高齢者施設へ

義母の楽しそうな生活にひと安心
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