米版『リング』貞子役は35歳、『ゴジラxコング』出演俳優は18歳で…元子役スターたちの急逝に悲しみの声広がる
2026年7月21日、大ヒット作『ゴジラvsコング』シリーズで知られる俳優ケイリー・ホトルが、18歳で亡くなったことが明らかになった。6月には、日本発ホラー映画のハリウッド版『ザ・リング』の貞子役や、スタジオジブリの名作『千と千尋の神隠し』で千尋の英語吹き替えを担当したデイヴィ・チェイスが、35歳で死去したと報じられた。将来を期待されていた元子役たちの早過ぎる旅立ちに衝撃と悲しみが広がっている。
父母ともにろう者という家庭で育ったケイリー。本人も生まれつき耳が聞こえず、一家でアメリカ手話(以下ASL)を母語として生活していたという。
幼少期からろう者コミュニティで育ち、2017年にはASL関連の広告へ出演。これが映画関係者の目に留まり、芸能界に入るきっかけとなった。
そして、2021年公開の『ゴジラvsコング』で耳の聞こえない少女ジア役に抜てきされ、映画デビュー。日米の怪獣が共演し、世界的ヒットを記録した本作で、キングコングと心を通わせる重要な役どころを演じた。
実際にろう者であるケイリーが同役を演じたことが作品のリアリティを高め、2024年公開の『ゴジラxコング 新たなる帝国』でも続投。ハリウッドにおけるインクルージョン(多様性)の象徴として高く評価された。
『ゴジラvsコング』シリーズ以外にも、米人気ドラマ『私立探偵マグナム』に出演し、さらに映画『What Doesn’t Kill Us』への出演も予定されていたケイリー。若手ろう者俳優として将来を期待されながら、突然この世を旅立った。
訃報に接し、『ゴジラvsコング』で共演したミリー・ボビー・ブラウンやレベッカ・ホールらは「とても打ちのめされている」と沈痛コメントを発表。映画ファンからも「あまりにもショック」「まだこれから、だったのに」「成長したジアを見たかった」と早すぎる死を悼む声が相次いでいる。
乗っていた車が道路わきの排水溝に衝突
今月、18歳(※19歳との情報もあるが多くのメディアは18歳と報じている)という若さで帰らぬ人となったケイリー・ホトル。早すぎる死の原因は、事故によるものと判断された。 地元警察によると、事故は2026年7月21日午前3時頃(現地時間)、米東部メリーランド州で発生。ケイリーらを乗せた乗用車が走行中に道路を逸脱し、道路わきのコンクリート製排水溝に衝突したという。 ケイリーは近くの病院へ搬送されたが、間もなく死亡が確認された。車を運転していた19歳の男性も、病院に搬送されたが命に別状はなかった。同乗していたもう1人の人物は、現場で治療を断ったと伝えられている。 現地の保安官事務所は、「スピードの出し過ぎが事故の要因だった可能性が高い」として調査を続けている。 父ジョシュア・ホトルさんはSNSでASLによる動画を公開し、「18年間一緒に過ごせたことに感謝しています。もっと長く一緒にいたかった」と語る一方、運転していた19歳の男性に対して「あなたを許します。この出来事でこれからの人生を台無しにしないで」とメッセージを送った。











