時任三郎の息子・時任勇気がドラマの「犯人役」で重宝されるワケ。“形から入る”役作りの強み
時任勇気がテレビドラマの犯人役として重宝されている。その理由は、「形から入るタイプ」だという役作りにある。
見た目から入るか中身から入るか……。役を演じる俳優にとって、役柄の見た目も中身も役作りには欠かせない情報である。内面をきちんと理解してからビジュアルを作る人もいるだろうし、ひとまず外見を足がかりにする人もいるだろう。
俳優によってアプローチ方法は違う。どちらがいいというわけではないが、でも過度に内面性を深掘りし過ぎるとこれはどうも野暮ったい印象の演技になることは多い。それなら潔く外見から役作りを始めるのは案外、得策なのかもしれない。
2020年のORICON NEWS掲載インタビューで、時任勇気は「形から入るタイプ」と答えている。そういわれてみると確かに、時任が演じる役はパッと見て、ビジュアル情報が先行する役柄が多いように思う。
ざっと出演作を俯瞰しただけでも、役柄のビジュアル(見た目)が印象的な役が明らかに多いことがわかる。しかも最近は犯人役が多い。 2026年4月期ドラマ『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系)でも犯人役を演じた。“イケメン研究家”加賀谷健が解説する。
役作りは「形から入るタイプ」
犯人役が似合う理由
最近の出演作だと、『夫婦別姓刑事』第6話にゲスト出演。メイン舞台である沼袋署の刑事課に立て籠る犯人・氷川悠馬役を演じた。氷川は元刑事であり、上司だった刑事課課長・小寺園みちる(斉藤由貴)のことを恨んでいる。 偽物の爆弾を身体に巻き、刑事たちを人質にとった。署内に入るとき、ロングコートの下に偽爆弾を隠していた。受付で腹痛を装い、トイレを貸してもらうふりをして、刑事課までうまくもぐりこんだのだ。 偽爆弾が見えないようコートを強くおさえ、刑事課までの階段をあがった。コートは犯人役のキーとなるビジュアル情報だが、時任はこのコート一着で犯人に見える見た目を完璧に作っている。犯人役が似合う理由は、何より時任が犯人役のビジュアルに溶け込むのがうまいからだ。他にもビジュアル情報が先行する犯人役があった。
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