Beauty

40〜50代に多い昔の“ガッツリ眉毛”を卒業したら別人に! 今っぽく自然な眉に変える3つのステップ

骨格から好印象を設計する印象設計専門家・池田曜央子(いけだ・ようこ)です。元建築士という経歴を活かし、感覚やセンスに頼らず理論で似合わせる骨格補正メイクを考案、トータルの外見づくりを研究し、SNSレッスンなどを通して提案しています。 当スクールには50代を中心とした大人世代の生徒さんが多いのですが、よく聞くのが、「とにかく眉が難しい」「若い頃と同じように描いているのに、なぜかしっくりこない」「年々どうしていいのか分からなくなる」という悩みです。
ガッツリ眉毛

バブル時代ぽいガッツリ眉毛のNさん

若い頃の描き方を、そのまま続けてしまう

眉のトレンドが変化していることに加えて、年齢とともに眉毛そのものの生え方や毛量、顔全体のバランスも変化していきます。そのため、「昔からずっとこの描き方だから」と同じ眉を描き続けていると、顔全体を古い印象に見せてしまうこともあります。 そこで今回は、大人世代にありがちな眉の代表例を用いて、今っぽく自然な眉を描くためのポイントをお届けします。
バブル眉

昔はクッキリ眉が流行。松田聖子の80年代ヒット集『SEIKO STORY~80’s HITS COLLECTION~』(左)、梅宮アンナが表紙の『JJ』1993年5月号

メイク体験に来られたNさんも、ご本人としては特に眉にお悩みはなかったそうです。ところが、私が一見して気になったのが眉毛でした。 ペンシル一本で輪郭をクッキリと取り、内側まで塗りつぶすように描かれた眉は、Nさんにとっては長年慣れ親しんだ描き方。でも、今の時代のメイクと比べると、どうしても眉の存在感が強くなり、少し昔っぽい印象を与えてしまいます。
Nさん

ガッツリ眉だったNさん

そこで、眉をふんわりと自然な質感に整え、今のNさんの顔立ちに合わせてバランスを調整してみました。

①明るめのパウダーで下書きする

眉毛は、質感がサラッとしている方が自然に見えるため、まずはパウダーで全体を下書きするのがおすすめです。ペンシル一本で仕上げる方法は手軽なのですが、ペンシルの芯は油分を含んでいるため、多用するとどうしてもペタッとした質感やテカリが出やすくなります(これは眉だけでなく髪も同じです。ベタッとしているよりも、ふんわりサラッとしている方が清潔感があり、軽やかで今っぽい印象になります)。
眉パウダー

まずは眉パウダーで形を作る

また、最初から濃い色で眉を完成させようとすると、失敗したときの修正も難しくなります。 まずは明るめのパウダーで大まかな形を作り、その後に足りない部分だけを補う。この順番にすると、大人世代でも濃くなりすぎない自然な眉を作りやすくなります。 使用アイテム:ケイト デザイニングアイブロウ 3D EX-4 の中央の明るめの色で全体を下書き、

②ペンシルで毛流れを1本ずつ植毛するように描く

パウダーで全体の形を整えたら、毛のない部分だけをペンシルで補います。このときのポイントは、塗りつぶすのではなく、“一本ずつ植毛する”ようなイメージで描くこと。
画像4:ペンシルで“植毛”中

画像4:ペンシルで“植毛”中

眉頭の毛は下から上に向かって生えているため、斜め上方向に向かって、軽く跳ね上げるように描きます。そして眉山に近づくにつれて毛は徐々に横方向へ倒れていくため、自分の眉毛の毛流れを観察しながら、その流れに沿って描いてみてください。 眉毛を「線」や「面」として描くのではなく、「毛の集合体」として考えると、仕上がりはぐっと自然になります。特に大人世代は、眉尻など部分的に毛が少なくなっていることもあります。だからといって、その部分を一気に塗りつぶしてしまうと、そこだけ不自然に濃く見えてしまいます。 足りないところに、必要な分だけ一本ずつ足す。この感覚が大切です。 使用アイテム:GECOMO アイブロウブラックテクノロジー #103

③濃くなってしまった部分はスクリューブラシでボカす

最初は慣れないため、ペンシルで何度も描き足してしまうこともあると思います。タッチ数が増えれば増えるほど眉は濃くなってしまいますが、もし濃くなってしまっても慌てなくて大丈夫です。そんなときに活躍するのが、スクリューブラシです。
スクリューブラシでボカす

スクリューブラシでボカす(写真はイメージです)

濃くなった部分を軽くなでるようにぼかすだけで、色がなじみ、自然な仕上がりに近づけることができます。特に眉頭がクッキリしすぎると、眉全体が“描きました感”の強い仕上がりになってしまいます。眉頭は淡く、眉の中央から眉尻にかけて少しずつ色を感じる程度に仕上げると、自然なグラデーションが生まれます。 「上手に描く」ことだけでなく、「描いたものを自然になじませる」ところまでが眉メイク、と考えてみてください。 使用アイテム:資生堂 シュエトゥールズ ブロー&アイラッシュブラシ
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Nさんの完成形。まるで別人のよう!
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