初大河で小栗旬と熱演。香川照之を父に持つ22歳・市川團子が「小栗社長の事務所入り」で各局争奪戦へ
ドラマや映画では、親が芸能人の「2世俳優」が数多く活躍している。そんな中、異彩を放っているのが、祖父母まで芸能の世界で活躍している「3世俳優」だ。
かなりレアな存在の3世俳優のなかから、今回は歌舞伎俳優の市川團子をピックアップしたい。
2004年生まれの團子は、祖父が二代目・市川猿翁、父は九代目・市川中車(香川照之)という華麗なる一族の出身だ。
まず、同作で團子が見せ場を作ったのが、森乱の初登場回となる第25回「変事の予兆」だ。この回では、森乱の相撲シーンが描かれるのだが、少ないセリフの中で小栗旬が演じた織田信長への忠誠心をうまく表現した。
信長が行った相撲は、裏切りの疑いがある家臣を罰する目的が秘密裏にあったもの。周知されていない催し物だったが、信長の考えを瞬時に見抜いた森乱は、短い返事だけで意向を汲み取ったと理解できる演技を見せた。
團子はNHK公式のインタビューにて、森乱を演じる上で最初から最期まで「信長に対して、普通の一歩上を行く気遣いをする」ことを大切に努めたと話している。気難しい信長の意向を汲み取る森乱の心情を繊細に表現し、俳優としての勘の良さを見せた。
華麗なる一族の3世、市川團子
8歳だった2012年に、『スーパー歌舞伎 ヤマトタケル』のワカタケルで五代目・市川團子を名のり初舞台を経験。青山学院大学を卒業した秀才としても知られ、将来が期待されている若手の歌舞伎俳優となる。 そんな團子だが、歌舞伎の世界だけでなく、映像作品の俳優としても評価が上がっているところだ。現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に、團子は森乱役で出演。登場シーンは少なかったものの、印象に残る演技を見せ称賛を集めている。
繊細な心境を表現する「勘」の良さ
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