年賀状に書く文字が、今すぐ美しくなる簡単メソッド
文字を手書きする機会が一番多い季節は、年末年始ではないでしょうか。友達には”あけおめSNS”でOKでも、仕事相手や親族には紙の年賀状やら、お歳暮の令状やらを出さざるをえない――。
そんなとき、きれいな字が書けたら、印象はグッと良くなりますよね。実は、「コツさえわかれば、きれいな字はすぐに書けます」と言うのは、ペン字・筆ペン教室「myMOJI」主宰の萩原季実子さんです。
著書『誰でも一瞬で字がうまくなる大人のペン字練習帳』などがシリーズ累計17万部突破という萩原季実子さんに、美文字のメソッドを教わりました。
萩原さんは子供の頃から手紙を書くのが趣味だったそう。ペン字講師になる前は、広告代理店・イベント企画会社の営業職として、手書きの一筆箋・お礼状・封筒の宛名を営業ツールとして活用してきました。
その手書き文字が美しいことが、営業成績にとてもプラスに働いたそうです。
萩原さんによると、美文字になるポイントは大きくわけて、4つ。
これさえ守れば、誰でも一瞬できれいな文字が書けるというのです。
そのうち、2つのコツを詳しく解説しましょう。
コツ1.ヨコ線は、あえて両サイドにスキマをつくる
たとえば「明けましておめでとうございます」の「明」のように、囲みの中にあるヨコ線は、線の端をきっちりと囲みに触れさせないのがコツ。
あえて両サイドにスキマをつくるように書いてみましょう。それだけで字に抜け感が出て、どこか上品な雰囲気の字になります。住所の「県」や、「よろしくお願いします」の「願」も、このメソッドが使えます。
コツ2.四角い漢字は、正方形ではなく「逆台形」に
たとえば「田」「口」など四角い部分は、正方形だと子供っぽい字に見えてしまいます。
そこで、逆台形の形になるよう、下に向かってすぼめて書くのがコツ。形が引き締まり、大人らしい印象の字になります。「元旦」の「旦」や、「お慶び申し上げます」の「申」も同様です。
「高」や「南」といった底辺がない四角が入った漢字も、逆台形になるように書きましょう。
あと2つのメソッドは、
・「打ち込みから始める」
まっすぐなタテ線ではなく、書き始めに「ため」をつくって、斜め45度に打ち込みを入れる。
・「一、二、三」でヨコ線マスター
「一、二、三」を練習するだけで、大人らしい漢字が書ける。
このメソッドで練習したある女性のbefore&afterを見ると、驚くほど美文字に変わっています。
それに、年賀状などで書く手書き文字は限られますよね。自分と相手の名前と住所、「今年もよろしくお願いします」などの定型文だけ美しく書ければいいわけです。
まずは、美文字メソッドを使って、年賀状に必要な文字だけ練習してみようと思いました。
<文/女子SPA!編集部>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
美文字のコツは4つだけ
そのうち、2つのコツを詳しく解説しましょう。
コツ1.ヨコ線は、あえて両サイドにスキマをつくる
たとえば「明けましておめでとうございます」の「明」のように、囲みの中にあるヨコ線は、線の端をきっちりと囲みに触れさせないのがコツ。
あえて両サイドにスキマをつくるように書いてみましょう。それだけで字に抜け感が出て、どこか上品な雰囲気の字になります。住所の「県」や、「よろしくお願いします」の「願」も、このメソッドが使えます。
コツ2.四角い漢字は、正方形ではなく「逆台形」に
たとえば「田」「口」など四角い部分は、正方形だと子供っぽい字に見えてしまいます。
そこで、逆台形の形になるよう、下に向かってすぼめて書くのがコツ。形が引き締まり、大人らしい印象の字になります。「元旦」の「旦」や、「お慶び申し上げます」の「申」も同様です。
「高」や「南」といった底辺がない四角が入った漢字も、逆台形になるように書きましょう。
あと2つのメソッドは、
・「打ち込みから始める」
まっすぐなタテ線ではなく、書き始めに「ため」をつくって、斜め45度に打ち込みを入れる。
・「一、二、三」でヨコ線マスター
「一、二、三」を練習するだけで、大人らしい漢字が書ける。
年賀状の限られた文字なら楽勝?
それに、年賀状などで書く手書き文字は限られますよね。自分と相手の名前と住所、「今年もよろしくお願いします」などの定型文だけ美しく書ければいいわけです。
まずは、美文字メソッドを使って、年賀状に必要な文字だけ練習してみようと思いました。
<文/女子SPA!編集部>
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