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ツヤ髪、復活!美容師直伝「正しいブローのコツ」で傷みをリカバー

 今年の夏は、異様に暑かったですよね。その分、紫外線も強かったような……。そのせいなのか、髪の傷みが半端なく、表面が乾燥してバサバサになってしまいました。そして髪が乾燥していると、とてもフケて見えるんです……。 ツヤ髪、復活!美容師直伝「正しいブローのコツ」で傷みをリカバー そこで、美容院に駆け込んところ、私は発見したのですよ。美容師さんのブロー方法が、巷で言われているようなブロー法と一味違うことを。  美容師さん曰く、「正しいブローをすれば、髪は傷まないし、傷んでいる髪も次第に回復していきますよ」。  ということで、今回は、人気美容師さん直伝の「目からウロコの正しいブロー法」をお伝えしたいと思います。

知らなかった!正しいブローのコツ4つ

 まず巷でよく言われている、「タオルドライをしっかりする」とか、「仕上がりを意識して、ブロッキングする(ここでブラシを入れるのもアリ)」とか、「洗い流さないトリートメントなどのブロー剤をつける」、「まずは根本[地肌]をしっかり乾かす」は、既に言われていることなので、割愛。以下に、肝心なポイントを挙げますね。 【1】ドライヤーは、頭から思い切って20センチ程度は離す 【2】熱は、髪や頭皮ではなく、手の甲に当てるようにする 【3】手をよく動かし、“温風ゾーン”を作る 【4】根本が乾いてきたら、今度は熱を“頭の鉢”に当てる  実は、私の担当美容師さんはとてもブローがうまいのです。なんせ、彼にやっていただいた後は、傷んでいたはずの髪がつるつるになって、髪型もふんわり決まります。  その彼に、今回は時には質問し、時には繰り返してもらい、美しい髪を作るためのコツをしっかり教わりました。  それが、この4つのポイントです。ていねいに見ていきましょう。 【1】ドライヤーは、頭から思い切って、20センチ程度は離す  まず、美容師さんのブローで一番驚かされたのが、こちらです。よく「ドライヤーは、頭から離しましょう」とは言うものの、あまりにも離すと手が疲れるから、私はたいてい10センチ程度の距離からブローをしていたのです。が、担当さんは、20センチ以上! 近い距離で当て続けると、高温で髪が傷むらしいので、20センチ以上は離すのが、ポイントの一つでした。また、ドライヤーをしっかり振って、熱が一点に集中しないようにするのもコツの一つでした。  さらに、熱を受ける髪と頭の側も、一箇所が高温にならないように、添えた手をずっと動かし続けます。  それにしても、20センチ以上とは、見ていて、ちょっと驚きました。「そんなに離して、乾くんですか?」とドキドキしながら質をすると、「もちろん乾くし、熱は、髪に直接当ててもいけない」と言うのです。ええっ? 【2】熱は、髪や頭皮ではなく、手の甲に当てるようにする  では、どこに当てるのかと言いますと、はい、ここで2番です。髪をワシャワシャと動かしてあげる「手の甲」に当てるというのです。これも、髪及び頭皮を熱風で傷めないための配慮でした。 【3】手をよく動かし、“温風ゾーン”を作る  しかし、となると、それでは「髪や頭皮はなにで乾かすのか?」と疑問が生まれてきますが、髪に添えたほうの手で「温風ゾーン」を作って、その「ゾーン」の柔らかい熱で乾かしてゆくのが正解らしいです。  つまり、熱を直接、髪や地肌〔頭皮〕に当てるのは痛むから厳禁で、温風を手の甲に当てて、その手を大きく振ることで、「温かい熱の領域〔体積〕」を作り、髪や地肌はその「領域」の柔らかい熱で乾かすのです。 ……と、以上の「3」までは、主に地肌を意識します。先に地肌と髪の根本をしっかり乾かしてあげると、髪はフワッとなり、スタイルが決まります。しかし、地肌と根本をよく乾かしておかないと、ペチャッとつぶれがちになるのです。 【4】根本が乾いてきたら、今度は“頭の鉢”に当てる  さて、地肌と根本をしっかり乾かせたら、いよいよ髪をつややかにしてゆきます。このときのポイントは、ドライヤーを頭の「鉢」に当てること。鉢とは、頭の一番でっぱったあたりです。そこに上からドライヤーを当て(もちろん、直接ではなく手の甲に当て、「柔らかい温風ゾーン」をしっかり作って)、その熱で毛先まで乾かします。  このときに、上から熱を当てることで、キューティクルはしっかりと閉じて、ツヤツヤになっていきます(逆に、下から当てると、キューティクルがはがれ、髪が傷む可能性があるので注意です)。さらに、髪が温かいうちに、手やブラシで髪をとかすと、キューティクルがしまって、よりつややかになるそうです。  これらのポイントをしっかり押えてブローをし続けてみた結果、傷み始めた私の髪は、ほぼ1週間でつややかに戻りました。もちろん、またいつ傷み始めるか、わからないので油断は禁物なのですが、しかし、少し意識するだけで違うことは体感できました。  ということで、夏の傷んだ髪を気にしている方には、美容師さん直伝のこのブロー方法を試してほしいと思います。 <TEXT/にらさわあきこ PHOTO/Avesun> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【にらさわあきこ】 NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛・美容などの分野で取材・執筆活動を行なう。著書に、『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)『婚活の神様! 』 など。 ●恋愛・婚活・キャリアカウンセリングの受付はこちらから⇒http://plaza.rakuten.co.jp/nirasawaakiko/diary/
にらさわあきこ
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年に「美活部」を発足。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタなどで発信。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!
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