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激やせアンジー、体重たったの37kg?“余命2年”“メンヘラ化”のトンデモ報道

 夫、ブラッド・ピット(51歳)との10年ぶりの共演が話題の新作『バイ・ザ・シー』(原題)の撮影を終えたばかり。同作では監督・脚本・主演を務めるバリキャリぶりを見せつけ、その直後には国連大使としてミャンマーに訪れるなど、精力的に活動するアンジェリーナ・ジョリー(40歳)。  そんなスーパーウーマンのアンジーに激やせの噂が持ち上がり、その真偽の程が騒がれています。

ありがた迷惑な余命計算

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー夫妻

痩せすぎて老けこんで見えちゃった?(PHOTO / Sbukley)

「体重が37キロまで激減したアンジー。たるんだ皮膚と抜け落ちた髪が痛々しい」とセンセーショナルなタイトルで一報を出したのは米タブロイド紙の『National Enquire』。記事によると、現在、アンジーの目は落ち窪んでいて、肌はボロボロの状態。やせ過ぎのため、腕には血管や骨が浮き出ているのだとか。  同誌は、アンジーが公式発表しているデータを元に、彼女の余命をはじき出すありがた迷惑な計算を敢行!  すると、このままの状態が続けばアンジーの推定寿命は42歳となることが明らかに。なんと2年後の2017年6月までしか生きることが出来ないかもしれないという驚きの結果が出たそうです。  アンジーの写真を見たニューヨーク在住の医師は、「彼女はとても衰弱して疲れ果てているように見える。栄養失調気味なのではないか」とコメント。「体重の減少や筋肉の収縮、食欲減退などを引き起こす悪性腫瘍によるものかもしれない」と言及し、アンジーの健康状態を危惧しています。  また、別の医療関係者は、身長174センチのアンジーが37キロしかないのは異常だとして、「やせ過ぎの身体ではエネルギーの消費が早くなり、メンタル面でも不安定になる」とアンジーのメンヘラ化も警告しました。

低俗タブロイド紙の戯言か?

 同記事では、自殺願望もあるのではと疑われているアンジー。何も食べない日があると思えば、翌日は体力が尽きたのか、昼過ぎまで起きてこないという生活が続いていて、ブラピや6人の子どもたちも心配で不安な日々を送っているのだとか。  しかし、『National Enquire』は信憑性が低い記事や、行き過ぎた記事が多いことでも有名なタブロド紙。先日もホイットニー・ヒューストンの愛娘、ボビ・クリスティーナの亡骸写真を掲載したことで騒動になるなど、非常識な記事も問題視されています。  実の母を卵巣がんで亡くし、自身も卵巣がんや乳がんになる危険があるとして、2年前には乳腺の切除を、今年3月には卵管と卵巣を摘出する手術を受けたことが大きな話題となったアンジー。 『New York Times』に寄せた手記には「家族のためにも死にたくない」と切実な想いを綴っていた彼女です。よもや自暴自棄になっていることはありえないだろうというのが、アメリカの世論。  もしアンジーの激やせが真実だったとしても、理由は同紙が主張するような自殺願望による絶食や悪性腫瘍などではなく、過去2回の手術によってホルモンバランスの崩れが想定されます。  彼女を愛する家族のためにも、『National Enquire』の心配が余計なお世話、下世話で嘘っぱちのゴシップとなることを祈りましょう! Source:『National Enquire』http://bit.ly/1NAw4Uv <TEXT/橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【橘エコ】 アメリカ在住のアラフォー・ブロガー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。大学事務と米大手スーパーマーケット勤務の二足のわらじを履いてアメリカカルチャーの裏側を探る、自称アメカジスパイ。ハリウッド最新映画レビューやゴシップ情報などのほか、アメリカ女子を定点観測してはその実情をブログで発信中。WEBマガジン「milkik」では「アメかじシネマ」「愉快なアメリカ女子」を連載中(http://milkik.com/
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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