福山雅治、千原ジュニア、国分から見る“高め男”の結婚ルール
9月28日、吹石一恵(33歳)との電撃婚を発表した福山雅治(46歳)。2012年、写真週刊誌で吹石が福山の自宅マンションに出入りする姿がキャッチされて、当時熱愛かと騒がれましたが、業界内ではその後破局したともっぱらの噂でした。それがまさかのゴールイン。
そして偶然にも同日、お笑い芸人の千原ジュニア(41歳)が、今春から交際していたというショップ店員の20代一般女性と結婚を発表。また、記憶に新しいところではTOKIOの国分太一(41歳)が、9月11日に元TBS社員の30代女性と結婚して話題になりました。
40代の大物男性タレントが立て続けに入籍したことになりますが、女性目線からすると難攻不落とも思えたこの3人の結婚に共通点はあるのでしょうか?
恋愛コラムニストの堺屋大地氏はこう分析します。
「3人に通ずるのは“機が満ちた”ということでしょう。
福山さん、千原さん、国分さんとも、浮き沈みの激しい芸能界で確固たる地位を確立していて、人気が高止まりの状態になってから数年~十数年経っているわけです。
うがった見方をすれば、結婚しても人気が急落することはない、多少ファン離れがあっても大きな影響は出ない、そういうステージまで上がっている方々と言えますね」(堺屋氏)
3人とも、ありていに言えば、“結婚はタイミングが大事”のタイミングが見事ハマった時期だったというこでしょうか。
「そうですね。3人の奥様たちが“運命の人”だったのだろうとは思いますが、例えば交際していたのが10年前、15年前だったら結婚までたどり着けなかったかもしれません。
20代から30代前半の彼らは飛ぶ鳥を落とす勢いだったわけで、1年1年自身のステージを高めていたような期間が長らく続いていたと思うんです。一般人でも、そういう“仕事モード”の時期だと、結婚の“け”の字も考えられないという男性は多いですからね」(同)
一般男性でも、結婚を決めた理由を聞くと、相手の女性の話でなく、「そろそろいいかなと思った」とタイミング話をする人は多いもの。そして、男性は出産年齢という締め切りがないぶん、仕事や収入でタイミングが決まりがちです。
そのタイミングでたまたま付き合っていた女性に、結婚がころがり込む、という面もありそうです。
一方で「千原さんの奥様だけはパターンが違う」と堺屋氏は続ける。
「福山さんは吹石さんとおそらく3年以上前から交際していましたし、国分さんにいたっては奥様と7年以上の交際期間があります。でも千原さんだけは交際から半年ほどで結婚に至っています。
これを女性視点から分析すると、
A)長期戦=福山さん、国分さんの奥様は『愛する男性の機が満ちるのを辛抱強く待った』パターン
B)短期決戦=千原さんの奥様は『機が満ちている男性を見つけて愛した』パターン。
どちらも、世の女性たちが“ランク高め男性”の妻の座を射止めるための方法論としてはアリだと思います」(同)
しかし、戦術(A)=長期戦パターンはリスクがあるとも。
「当然、別れてしまう可能性があるわけです。長年交際してきたカップルの破局なんてよく聞く話ですからね。
吹石さんも国分さんの奥様も交際開始当時は三十路前後。もちろん彼女たちのように何年も待ち続けて結婚できるケースもありますが、同じぐらい破局に至るケースもあるのではと思います」(同)
逆に考えると戦術(B)=“機が満ちた”男性とスピード婚を狙うほうがリスクは少ない?
「“結婚する”ことをゴールと考えるのなら、リスクは少ないと言えますね。
世の女性たちに当てはめるのであれば、“機が満ちた”男性のざっくりとした見分け方は『35歳以上』で『仕事が落ち着いている』こと。
デキる男性はだいたい30代前半ぐらいまでは仕事モードで突っ走るもの。彼女がいても、結婚を考えられる時期ではない。また、常に忙しそうにしている男性も、まだ右肩上がりで自身のステージを高めることに夢中な時期とも言えますので、結婚への機は満ちていないでしょう。
ですから『35歳以上』『仕事が落ち着いている』という男性に狙いを定めれば、交際後わりとすぐに結婚できる可能性は高いと思います。ただ、長年付き合ってお互いの性格を熟知したうえでの結婚よりも、タイミングよく出会って勢いで結婚してしまった場合の方が、その後の離婚のリスクは高いのかもしれませんが」(同)
不惑を超えた人気タレントたちの入籍ラッシュは、一般女性たちの結婚観にも一石を投じているようです。
<TEXT/女子SPA!編集部>
男にとって重要な“仕事ステージとタイミング”
