オンナ同士の頭脳バトル「マウンティング」とは?

女子会 あなたは例えば、こんなやりとりを女友達と交わしたことはないだろうか?

A子:ほんと久しぶりだねー。恋愛方面は最近どう? 出会いはある?

B子:えー、いいよー。私のことは。正直、仕事がタイヘンで恋愛どころじゃなくて。

A子:そんなぁ、まだ若いんだから! 今度誰か紹介しようか? こないだフェスで知り合った人たちがいてさ。ホラ(と写真を見せる)。

B子:へぇ。私の好みからすると、ちょっとチャラい感じかな(笑)。でも、そういう感じの人と楽しめる若さもいいよね。

A子:まぁ普段はオジサンばかりと飲んでるんだけど(笑)。ここのところ休肝日ナシだよー。

B子:そうなんだー。そういえば、なんか肌荒れてない? 大丈夫?

(以下略……)

 パッと見「仲のいい友人どうしの気のおけない会話」のようだが、実はこれが、「言葉によるちょっとした殴り合い」であることは、多くの女性が気づくはず。

「今度誰か紹介しようか?」と、イケてる男友達が大勢いますアピールをするA子に、「チャラい」「でもそういう若さもいいよね」と、認めるフリをしながらバカにするB子。さらにリア充アピールを繰り出すA子に、B子は心配顔で「肌が荒れてる」と一撃……。

 女子会でもよく見られるこんなやりとり。そのせいで「女子会が楽しくない」という人も多いだろう。この殴り合いに、動物社会における順序確認の行為を当てはめて「マウンティング」と名づけたのは漫画家の瀧波ユカリ氏。

「自分が友達より劣っていると思うのは怖いこと。その気持ちが、私たちに余計なことを言わせてしまう。『自分のほうが立場が上』と思いたくて、言葉や態度で自分の優位性を誇示してしまうんですよね。口に出した瞬間はいいんだけど、後から『またダークサイドに行ったな……』という虚無感に襲われる」(瀧波氏)

 女性は「場の空気を壊さない」ことを重視するもの。なので、表面的にはニコニコした和やかな雰囲気を保ちながら、相手が嫌がることを絶妙に察知してチクリと攻撃! この、高度に発達した頭脳バトルこそ「マウンティング」なのだ。

 瀧波氏がエッセイスト・犬山紙子氏との共著で、マウンティングの実態を掘り下げる新刊女は笑顔で殴りあう』(筑摩書房)では、典型的なマウンティングの「型」が何通りも解説されている。そのほんの一部をご紹介しよう。

◆親友型

例「旦那さんの写真見せて~。わー、ゆるキャラみたいで癒やされそう!」

解説:相手が喜んで話したがりそうな質問を振りつつ、決してストレートには羨ましがらない。「癒やされそう」という言い回しには、「男性としての魅力はちょっと……」というニュアンスが込められる。

◆自虐型

例「○○ちゃん、メイク上手でうらやましいなっ。わたしなんてメイク下手だからいつもほとんどスッピンだもん」

解説:「メイクが下手」と自分を下げるフリをしながら、スッピンでもいけるほど肌キレイアピール+相手の厚化粧にチクリ。

◆情報通型

例「○○(レストランの名前)によく行くんだ? あそこはシェフが変わって味も変わっちゃったよね~。でも使い勝手はいいよね!」

解説:相手の店のセレクトに対して「使い勝手はいい」とフォローをしながら、自分のほうがいい店知ってますよアピール。

……いかがだろうか? 思い当たるフシがある人も多いのでは?

「女友達同士ばかりでなく、母娘や姉妹、男女の間でもマウンティングはあります。ヒトでもイヌでもサルでも、群れる生き物は決して勢力争いから逃れられない。生きていくうえで誰もそれから逃れられないという意味では『業』なのかもしれませんね」(瀧波氏)

 同書では「(どんぐりの背比べ状態の)同スペック女子対決」「肉食女子vs.草食女子」「都会暮らし女子vs.田舎暮らし女子」などのシーン別に、手に汗にぎるマウンティングバトルの様子も再現されている。「あるある」と笑って昇華すれば、次の女子会にも広い心で参加できるはず! <取材・文/女子SPA!編集部>

女は笑顔で殴りあう

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