夫にイラッ…どう伝えればモメない?新たなハラスメントも話題に
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11月22日は「いい夫婦の日」。夫婦ゲンカしないで穏やかに過ごしたい…と思いつつ、実際にはモメ事のタネは尽きませんよね。
家事分担、方針の違いなどの火種と並んで、「夫のふとした生活習慣が気になってしょうがない」という声もよく聞きます。周囲の20~40代の妻に、「イラッとする夫の習慣」を聞いてみると――。
・「クサい靴下を、その辺に脱ぎ散らかす」
・「ネットでどんどん買い物して段ボールをたたまない」
・「せっかく作った食事を、スマホを見ながら無言で食べる」
・「いくら言っても、たばこをやめない」
・「『寒い?』などと聞くこともなく、エアコンを勝手に付けたり消したりする」
う~ん、あるあるですね。こういった細かいことでも、積もり積もると爆発してしまいそう――。
日常の不満は、溜めないことが大切。そこで、結婚をうまくキープできている妻たちに「夫にどう伝えれば、ケンカにならずに伝わりますか?」という体験談を聞いてみました。その中から、「なるほど」というコツをご紹介しましょう。
●「~しないで」ではなく「~してくれる?」と言う
「人は禁止されるより、頼まれたほうが素直に聞く…って会社のマネジメント研修で聞いたんです。で、それを夫にも応用しまして(笑)。『出しっぱなしにしないで!』よりも『棚に戻してくれる?』のほうが、確かにすんなりいきますね」(32歳・商社)
●怒りが消えてから口に出す
「イラッとした時にすぐに口に出すと、キーッって強い言葉になっちゃって、夫からもキツイ言葉が返ってくるんです。それで何度も失敗したから、怒りがおさまってからなるべく静かに言うようにしてます」(27歳・派遣)
●「それって大事なこと?」と自分に聞いてみる
「一瞬ムッとしても、『怒るほど大事なことだっけ?』と自分に聞いてみるワザを覚えました。例えば、夫が私の誕生日を忘れてて、飲んで帰ってきたことがあります。ムッとしたけど、ディナーの約束してたわけでもないし、『よく考えたら、どうでもいいことだなぁ』と思えてきて。たま~に『どうでもよくない!』と思った時だけ夫に言うほうが、伝わるみたいです」(36歳・出版)
さすが、みなさん夫婦間コミュニケーションの知恵を持ってますね!
日々の小さな衝突を乗り越えて、だんだん熟成してくる夫婦という関係。では、「いい夫婦」であるために、気をつけていることとは? 関係がうまくいっている夫側・妻側にそれぞれ聞きました。
●夫側に聞いた「いい夫婦」でいるコツ
・「『おいしいね』と『ありがとう』を意識して言うようにしてるかな。一緒に暮らすとつい『言わなくてもわかる』と思っちゃうけど、やっぱり言葉に出さないと伝わらないですからね」(29歳・メーカー)
・「妻の機嫌が悪い時は、『肩もんであげようか?』が一番効きますね。『なんで不機嫌なんだよ?』とか聞いても火に油を注ぐことになるんで、まずはスキンシップで場をなごませます。何でも話し合えばいいわけじゃない」(32歳・流通)
・「僕は、妻に『どう思う?』って聞くのを“口癖”にしてます。『〇〇買いたいんだけど、どう思う?』『こんな上司がいるんだけど、どう思う?』とか。あとでモメないし、妻の考えてることもわかりますから」(37歳・IT)
●妻側に聞いた「いい夫婦」でいるコツ
・「とにかく笑顔でいる。これが一番ですね。以前、夫にイラついてた時に鏡を見たら、自分が鬼のような形相でギョッとして…。今は、無理にでも口角を上げて笑顔を作ると、自分も夫も穏やかになると気がつきました」(30歳・アパレル)
・「円満のコツは、頑張りすぎないことかな。たとえば『掃除は毎日しなきゃ』と決めて頑張ると、『なんで夫は散らかすんだ』と腹が立ってきます。でもそれって、自分で理想のお家を決めてツラくなってるだけかも…散らかっててもニコニコしてる家庭のほうがいいかも…と思ったら楽になりました」(28歳・主婦)
・「相手のためになるなら、言いにくいことも言うようにしています。例えば、夫は喫煙者なので、灰が出ない安心性、煙について考える、とか。会社に行くときの身だしなみのこととか…。時にはムッとされるけど、きちんと話せば伝わりますね」(38歳・広告)
上記意見としてもあるように、パートナーの喫煙問題はよく耳にします。特に相手のことを考えると早く解決したいカップルも多いのでは。
たばこを吸う方の煙によるハラスメントに対して勇気をもってNoという意思表示をし、同時に煙のでないたばこへの理解や情報を得ることができるのが、「No!けむハラ」のサイトです。