コロナの影響は不妊治療にまで「治療の延期を考えて」と学会から声明が…
「妊娠したい」と「妊娠してもいいのか」の狭間で迷う日々
この会告に強制力はないため、幸子さんが通っている病院では、治療の延期を選択した人はいなかったようです。幸子さんもその場で治療継続の意志を伝えましたが、時間が経つにつれ、自分の下した選択を「本当にこれでいいのだろうか」と悩み始めています。迷ってしまうのは、夫が医療関係者であることが大きく関係しているそう。
「担当医と話した時は夫の勤務先の病院にコロナの患者さんはいませんでした。でも、1週間も経たないうちに状況は激変してしまって……。」
万が一、夫や自分が感染し、通院時に他の患者さんへ移してしまったら。――そう考えると、「妊娠したい」という自分の意志のみを通していいのかと考えてしまうのです。
マスクの不足で通院も難しくなってしまう……
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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