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コロナ禍で“家族との溝”を再確認、カウンセリングへいった女性の胸中

不安を自覚し、少しずつ克服の道へ

 原因を知り、カウンセラーさんのサポートの元、少しずつトラウマの解消にも動き始めた彼女。すると不思議と、家での時間も快適に感じるようになり、だんだんとインテリアをこうしたいという欲求も出てきたとか。 不安を自覚し、少しずつ克服の道へ「慣れもあると思うんですけど、自宅がだんだんと居心地のいい場所に感じられるようになりました。また両親とも電話で話すことがあり、いつもは母親としか話さないんですけど、この期間めずらしく『父親と話して見ようかな』という気持ちになり、言葉を交わしました。言葉少なかったですが、私のことを心配してくれているようで、私の家族ってこうだよなって、なんかおかしかったです」

コロナ前とは何かが違う

 トラウマ克服のゴールがどこにあるかはわかりませんが、千尋さんはコロナ前とは自分の何かが大きく違うことを、今は感覚的に感じているそうです。  6月に入り、だんだんと日常生活が戻りはじめました。みなさんはこのコロナ禍で、どんな変化があったでしょうか。 <文/しおえり真生>
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