甘いのに太りにくい、ハチミツのとろ〜り美味しい選び方5つ
④抗菌力で選ぶなら、マヌカハニー。MGの数値をチェックすべし
マヌカとは、ニュージーランドに自生するフトモモ科の低木で、この花蜜を集めるミツバチによって作られるハチミツが、マヌカハニー。強力な抗菌効果をもたらす物質「食物メチルグリオキサール(MGO)」が豊富に含まれていることが知られています。
この抗菌性を正しく見極めたいなら、パッケージに記載されている「MG」の数値を確認しましょう。これは、MGOが1kgあたりに含まれる含有量(mg)を示した数値で、値が大きいほど抗菌力が高くなります。ただし、あまりに数値が高くなりすぎると食べにくい風味にもなりますから、ほどほどの数値を長く楽しむのが個人的にはオススメです。
●参考:マヌカハニーの選び方(日本マヌカハニー協会)
⑤「ナッツのハチミツ漬け」は、自宅で簡単に作れる美容食である
最後にご紹介するのは、ハチミツを継続的に美容食として楽しむためのアイディア。ナッツ専門店などで見かける「ナッツのハチミツ漬け」って、ちょっと甘いものを欲したときの美容食としては最高の組み合わせ。しかも自宅で簡単に作れてしまうんです。
無塩のローストナッツをトースターで5分ほど炒って香りを蘇らせ、ビンにいれてハチミツを注ぐだけ。常温保存ができて、生ハムやチーズのお供にも最高です。良質な脂質と太りにくい甘味料の組み合わせなので、ヨーグルトやトーストにもバッチリ。夏の美容食として作ってみてくださいね!
※注意:ハチミツにはボツリヌス菌が含まれる可能性があるので、一歳未満の幼児には絶対に与えないで下さい。
【参考記事】⇒超簡単「ナッツのはちみつ漬け」はナチュラルサプリ。自粛疲れにオススメ
<文、写真/スギアカツキ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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