マスクのせいでナンパが増えた?若見えするのか、自粛の反動か…
ナンパの増加は“気のゆるみ”?
「ナンパ禁止の張り紙も検討中」というバーも
意外とまんざらでもなさそうなサトミさんですが、コロナやマスクの影響でナンパが増えたというのは本当なのでしょうか? 大阪ミナミのスタンディングバーの男性店員がこんな話をしてくれました。
「うちはここ数年、外国人観光客が多かったので、旅行客同士が仲良くなることはあっても、ナンパはそこまで多くなかったんです。でも、ここ最近は日本人のお客さんしか来なくなってしまったので、早い時間から飲んで酔っ払ったお客さんが女の子に声を掛けているのをよく見るようになりました」
この男性店員は、増加するナンパに対策を打つことも検討中だとか。
「この前も、3人組の酔っぱらいが常連客の女性にずっと話しかけていていました。その女性は嫌な顔せず対処していたけれど、なかにはナンパを嫌がるお客さんもいます。もし、あまりにもナンパが増えて女性客からクレームが来たら『ナンパ禁止』の張り紙をすることも検討しています。
ナンパOKにしたり、出会えるという噂が広まると男性客が見境なく声かけちゃうんですよ。知り合いの立ち飲み屋もそれで『ナンパ禁止』の張り紙をしたと言っていましたからね」
新型コロナウイルスについてはまだ油断できない状況ではあるものの、長い自粛から解除され、やや開放的な雰囲気になっているのかもしれません。「まんざらじゃない」という女性もいますが、しつこいナンパ行為は考えものですよね。
<取材・文/カワノアユミ>カワノアユミ
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。ツイッターアカウントは@ayumikawano
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