街で遭遇した“育児警察”にママたちの嘆き。スマホを触ったら「子供がかわいそう!」
「子供がかわいそう!」と怒鳴られ涙のワケ…
悲痛な体験を語ってくれたのは0歳児のママ・はるかさん(仮名)。はるかさんは夫から受けたモラルハラスメントに苦しみ、シングルマザーとして生きていくことを決意。生後まもない乳児と新しい生活に踏み出そうとしたところで、その出来事は起こりました。
「住居、育児、保育園、仕事……なにもかもが初めてで、不安でいっぱいでした。シングルという理由で賃貸契約の審査をいくつも落とされ、保育園に入れることだって約束されているわけでもない。役所やあちこちの不動産を駆けまわる毎日が続いていたある日のことです。
夜泣きと授乳の疲れで寝過ごしたり失敗したりしてしまわないよう、手元のスマホであらかじめ調べておいた目的地までの経路や窓口の場所を見返していました」
子どもの機嫌が良いタイミングを見計らって、予定を確認しはじめたはるかさんに向かって鋭い怒声が浴びせられたのは、それからほんの数分あとのことでした。
「『なにスマホばかり触って、かわいそうに!』と声がして顔を上げると、70代くらいの女性がわたしを睨みつけていました。それがわたしに向けられた注意だったと気がついたときには、その女性は電車を降りていってしまいました」
注意する前に「一拍待って、想像力を働かせて」
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