その4:アトラクションはファストパスなし、スタンバイのみ
アトラクションでは、マスク着用・手指消毒の徹底のほか、原則はグループごとに間隔をあけて体験するルールに。それに伴い、シングルライダーの運営や、ディズニー・ファストパスも当面休止に。列に並ぶスタンバイでの運用になるみたいです。
また、キャラクターと屋内でグリーティングしていた、キャラクターグリーティング施設が休止になります。屋外でもふれあいを伴うキャラクターグリーティングは当面休止となり、ソーシャルディスタンスを確保した上で、キャラクターがゲストにあいさつするというスタイルでの登場になるようです。
東京ディズニーシー「ディズニー・ハロウィーン」
エンターテインメントについては、多くの人が集まって鑑賞するパレードやショー、パークの夜を彩る花火が中止になります。ショーを伴ったダイニングでのエンターテイメントプログラムも当面休止になります。
詳しい店舗名は公式サイトで確認してほしいですが、両パークでは相当な数のショップ&レストランを休止します。開いている店舗でも、衛生対策を徹底するほか、利用人数の制限を実施する場合もあるそう。レストランでは、メニューブックの代わりに、お手持ちのスマートフォンでメニューを確認可能な二次元コードを用意して、衛生対策を強化します。
その8:パーク外店舗「ボン・ヴォヤージュ」でグッズを販売!
※「東京ディズニーリゾート 事前来店予約サービス」サイトより
6月24日(水)に急きょ発表になった情報で、臨時休園期間中の6月25日(木)以降、JR京葉線舞浜駅近くにあるパーク外店舗「ボン・ヴォヤージュ」でグッズの販売がスタート。パークで販売するレギュラーグッズが対象で、パークチケットがなくても購入が可能です。
ただし、当面の間は事前入店予約が必要となり、そのサイトが緊急オープン。事前に予約した人しか店舗には入れないので、フラッと寄ることはできません。事前入店予約制が解除された場合、改めてオフィシャルウェブサイト上でお知らせするとのこと。1回の予約で、予約者様含め2名まで入店が可能です。
ちなみに各ディズニーホテルも6月30日(火)15時~再開しますが、宿泊やレストラン、すべて事前の予約が必要に。新たなルールと取り組みが盛り込まれ、とても慎重な再スタートになったと言ってよいでしょう。
(C) Disney
<文/トキタタカシ 画像提供/株式会社オリエンタルランド>
トキタタカシ
映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、
インスタグラムにて写真レポートを行うことも。