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スタバ店員にチップ1130万円が集まる!原因は、マスク拒否したクレイマー客の投稿

 米カリフォルニア州のスターバックスで、マスクの着用を求められたことに憤慨した女性客がフェイスブック上で店員名指しのクレームを入れたところ、逆に店員を支持するコメントが相次ぎ大炎上…という“事件”がありました。
 この店員を不憫(ふびん)に思った人々からこれまでに105,450ドル(7月7日現在で約1,130万円)ものチップが集まり、世界中から注目が集まっています。

クレームをSNS投稿するも、店員擁護派が大多数で炎上

 CNNによると、6月22日、サンディエゴにあるスターバックスでバリスタとして働くレニン・グティエレスさん(24)は、マスクなしで店に入ろうとする女性に気づき、マスクの着用をお願いしました。  すると、カメラマン兼ヨガインストラクターで、3児の母という女性客は激怒。レニンさんを口汚いスラングで罵倒したかと思うと、彼の写真を撮って店を出て行き、クレーム文とともにこの時に撮影した写真を、レニンさんの名前入りでフェイスブックに投稿したのです。 「スターバックスで働くレニンをご紹介。私がマスクをしていないからって入店拒否した店員よ。次回こんなことがあったら、警察を呼んでマスク着用免除の診断書を見せてやる」 (投稿は既に本人よって削除されています)  この投稿では、健康上の理由からマスクが着用できないようなことを書いている女性ですが、コロナ感染対策としてのマスク着用に懐疑的であることや、着用している人たちをバカにする書き込みもあったようで、これでは単なるクレーマー客と思われても仕方がありません。  13万件以上ついたコメントのほとんどが、店員のレニンさんとスターバックスを支持し、「理不尽な思いをした彼にチップを渡したい」という書き込みだったといいます。  これを見た第三者のマット・コーワンさん(26)が、資金調達サイト「GoFundMe ゴーファンドミー」を使ってレニンさんへのチップを呼びかけると、みるみるうちに当初の目標だった1000ドルをはるかに超える金額が集まりました。
レニンさんへのチップを呼びかける資金調達サイト(画像:「GoFundMe ゴーファンドミー」より)

レニンさんへのチップを呼びかける資金調達サイト(画像:「GoFundMe ゴーファンドミー」より)

 と、ここまでなら、ちょっとアメリカっぽいハートウォーミング・ストーリー。  しかし、さすがアメリカ。この騒動には続きがありました! なんとクレイマー女性が反撃に出ているというのです。
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訴えてやると息巻くクレイマー“私にも半額もらう権利ある”
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