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坂井真紀、離婚した夫は「クリエイティブ・ストラテジスト」。“肩書が謎”な有名人の今

「ハイパーメディアクリエイター」高城剛氏

沢尻エリカ

撮影・望月ふみ

 高城剛氏といえば、元妻がエリカ様こと沢尻エリカという印象があまりにも強いですよね。沢尻エリカとの結婚当時、彼の「ハイパーメディアクリエイター」という肩書きは余りにも強烈なインパクトを残しました。  ただ、この肩書きはかなり昔から使っていたようで、1991年頃の最もテレビ露出が多かった時代には既に名乗っていた模様。日本大学芸術学部への在学時からの肩書きという説もあります。
高城剛『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す』集英社

高城剛『空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す』集英社

 ライターに映像作家に広告プロデューサー、DJやカメラマン……幅広いジャンルで活躍していたからこそ、それを一元化できるような言葉が必要だったのかもしれません。。  近年は環境観光業を中心に活動をしており、肩書きもハイパーではない普通の「クリエイター」となっています。

「ハイパーメディアフリーター」黒田勇樹氏

 中性的な容姿を武器に、90年代の多数のテレビドラマで活躍していた俳優の黒田勇樹氏。 「人間・失格たとえばぼくが死んだら」でのイジメられっ子からイジメっ子に転じる生徒や、「ひとつ屋根の下2」での柏木家の居候の浪人生などを演じ、個性派俳優として注目を集めていました。  しかし2010年には俳優業からの引退を表明。「ハイパーメディアフリーター」として、食肉加工工場などでアルバイトをしながら現在もメディア露出を続けています。  精力的に更新しているツイッター上では「脚本/演出/監督/俳優」と名乗っている模様。ただし講演依頼の募集サイトの方では以前と変わらず「ハイパーメディアフリーター」の肩書きのまま。講演内容も「君たちはハイパーメディアフリーターになってはいけない」というテーマが軸となっています。  これはぜひ「無職を笑い飛ばす」というもう一つのテーマとあわせて聞いてみたいところです。  YouTubeやSNSなどで気軽に自己発信ができるようになったこの時代、まったく新しいユニークな肩書きを持った人たちが次々と登場する可能性大。今後も要チェックですね! <文/もちづき千代子> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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