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BOYS AND MEN水野勝が圧倒された「藤原紀香のポジティブオーラ」

 映画初主演となる女優の松井愛莉さんが、心と身体を癒すセラピストとして成長する主人公を演じる感動作、映画『癒しのこころみ~自分を好きになる方法~』が7月3日より全国で公開中です。
場面写真1

(c)ドリームパートナーズ(場面写真は以下、同じ)

セラピストを描いたヒューマンドラマ

ボイメン水野さん ブラック企業の仕事で挫折、心が折れてしまったひとりの女性が“セラピスト”という職業と出会い、一緒に働く仲間やお客の人生模様を通じて気づいた、いくつもの「ありがとう」を描いたヒューマンドラマは、まさしく今、この時代に響く内容になっています。  その本作に、今年で10周年を迎えたエンターテインメント集団、BOYS AND MENのリーダー、水野勝さんが出演。劇団EXILEの八木将康さん演じる元プロ野球選手・碓氷の友人・上坂浩司役で、同じく元野球選手という役柄だけに、練習も大変だったとか!?  作品のこと、ボイメン10周年のこと、そしてコロナ禍の今、映画を待っている人たちに伝えたい想いを聞きました。

野球未経験なのに「130キロの球を取れ」

場面写真2――最初にオファーが来たとき、いかがでしたか? 水野勝(以下、水野):僕は野球をやったことがなかったので、野球をちゃんとしたカタチにしないと、やるにやれないなと思いました。生半可な気持ちで撮影に入ってはダメだなって思って、経験者に見えるまでたくさん練習しました。 ――どうやって練習したのですか? 水野:とにかく、反復ですよね(笑)。撮影当日は助監督の方に、「マシーンで公式ボールを投げるんですけど、それが130キロの速度。それを取ってほしい」と言われまして、そんなの取ったことがあるわけない(笑)。そこからのスタートでした。 ――取れました? 水野:最終的に取れるようにはなりました。めちゃくちゃ練習しました。自分で言うのは本当アレですけど、それくらいやり切りましたね。 ――今回の役柄を演じてみてどうでしたか? 水野:役柄において演じやすいにくい、はないんですけど、アプローチはしやすかったですね。理解できた部分がすごくあったので。キャッチャーというポジションは、ピッチャーを引き立たせてなんぼじゃないですか。  碓氷という男を輝かせる役が上坂で、僕自身もグループのリーダーなので、普段MCでメンバーの誰かを輝かせるって意味では、ちょっと似ていると思いました。そういうアプローチをしましたね。キャッチャーにういて調べてみると、そこに役作りのヒントが隠されていました。回しをやるリーダーであれば、それは必要な要素なんですよね。カリスマ的なパターンもありますが、僕はわりとパサーのほうなので、ライブではいつもそうしています。 ――フィールドは違えど、立場のとり方が近かったんですね。 水野:そうですね。演じやすいこととはまったく違いますが、共通点はあった、見つけることができたっていう感じですね。

藤原紀香さんのポジティブオーラに圧倒

――<自分を好きになる方法>とサブタイトルにありますが、日頃何か心がけていることはありますか? 水野:ネガティブなところも人間なので僕にもあるのですが、最終的にポジティブに持っていくやり方を心がけています。それは、この仕事、エンタメに携わるようになってからですかね。人が求めるものって、自分にないものだったり、あこがれだったりするじゃないですか。共演の藤原紀香さん「すごくきれいだな」って素直に思いましたし、あこがれました。  でもきっと、見えないところで努力をされている。そういう部分で、発信する側には、やらなくてはいけないことがあると思う。多少ネガティブなことがあってもポジティブに変えていかないと、発信するパワーが弱まると思うんです。 ――藤原紀香さん、やっぱり違いますか。 水野:いや、本当にオーラがすごいです。なんというか、ザ・藤原紀香さんでした。でもあのオーラがポジティブなことだと思うんです。藤原さんにも悩みがあると思いますし、挫折することもあると思うんですよ。でもそれをやはり変換できることが、一流なんだと思います。僕もこの10年で少しずつですが、変換できるようになったなと思います。
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ボイメンは「メンバーそれぞれが戦っている」
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