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タイのBLドラマが日本で続々配信に。ボーイズの甘々シーンに沼落ち!

『TharnType/ターン×タイプ』も8月から配信スタート

 また、『2gether』と並ぶ人気BLドラマが『TharnType/ターン×タイプ』だ(Rakuten TVで8月28日から独占先行配信スタート)。今年の「LINE TV Awards」で作品賞を獲得、ほかにベスト・キスシーン賞をはじめ複数の賞を受賞しており、BLドラマが男女ドラマと変わらず高く評価されていることがわかる。
TharnType/ターン×タイプ

Rakuten TVの「TharnType/ターン×タイプ」視聴サイト(8月28日から独占先行配信スタート)

『TharnType/ターン×タイプ』は、大学の寮でルームメイトになった、ゲイのターンと、ゲイ嫌いのタイプが恋におちていく話。大学の友人たちも、美形ボーイズがてんこ盛りである。  タイは日本よりLGBTに寛容なので、BLドラマで濃厚なラブシーンが多くあっても、男同士だからと差別する意識が薄いように思える。  最近では日本でも『おっさんずラブ』がコメディタッチで人気となったが、「BL」という言葉だけを聞くと、まだクローズドな世界だと思う人もいるだろう。でもタイドラマで、恋愛に性別は関係ない、という価値観が日本でも広がっていくかも。

BLファンでなくても沼落ちする人が続出

 ところで、日本では配信サービスが始まる前から、なぜタイのBLドラマの波がきているのだろうか? それは、GMMTVなどタイのテレビ局がドラマをYoutubeで無料公開していたから。日本語字幕付きの動画を観て、日本でもハマる人が急増したのだ。  加えて、やっぱりSNSのパワーもありそうだ。 日本在住のファン、知恵さん(仮名・神奈川)はこう熱く語る。 「もともとBL漫画が好きなわけではなかったのですが、タイ人俳優同士のバズったツイートを見て興味を持ちました。このコロナ自粛期間は時間があって動画をゆっくり観られる機会が増えたし、ドラマと俳優に関するSNS投稿が毎日たくさん更新されるので、タイの芸能の身近さに魅力を感じるようになりました。家にいたおかげでどっぷりハマりましたね(笑)」(知恵さん)  皮肉ではあるが、新型コロナウイルスの影響が日本でのタイドラマ人気を後押しする形となったのかもしれない。  また、タイでは撮影OKなイベントやオフィシャルの場であれば、ファンが俳優の日常をSNSに投稿することが許されているそう。ファンがドラマのオーディションを真横で見ることができ、自由にSNSに投稿できるような機会もあったという。  そして、BLカップル役の俳優たちの仲良し投稿を見て、タイファンと同じく日本ファンもドラマに一層思い深めることになったというわけだ。  日本での配信サービスが始まって、ますます“タイBL沼”に落ちる女性が増えそうだ。 【激アツレビューはこちら】⇒ハマる人続出中、タイのBLドラマ『2gether』の魅力をファンが全力で語る <取材・文/藤森蓉子>
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