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家のマカロニサラダやポテサラが洋食屋の味に。コツは少量の「ケチャップ」

 昔ながらの定番サラダ。 マカロニサラダ ステイホームでの食事がすっかり慣れてきました。これを機に、定番料理を極めたい! と思っている人はいませんか? 市販の惣菜とはどこか違う“おうちごはん”ならではの味が際立つメニューのひとつに、「マカロニサラダ」があります。ポテサラおじさんで最近話題のポテトサラダと並んで、長く愛されている王道サラダ。洋食にも和食にもしっくりきて、作り置きができる人気の一品ですが、「マカロニが固くなった」「味がうすい」など、意外と悩みはつきません。  そこで今回は、洋食屋のようなおいしい「マカロニサラダ」の作り方をご紹介。ポイントは、マカロニのゆで方とあの隠し味にありました。味付けのテクニックは、ポテトサラダにも応用可能です!

マヨネーズは使いすぎ注意! ほんの少しの「ケチャップ」が隠し味

マカロニサラダ マカロニサラダを作る上で最大のコツは、「味付け」。味がしっくりこないからという理由でマヨネーズを大量に入れて失敗した、なんていう人もいるかもしれません。そんなぼやけた味に足りないのが、「酸味」と「甘味」なんです。砂糖と酢を追加して作るようなレシピもありますが、最適な塩梅が難しくもあります。そこでオススメしたいのが、「ケチャップ」なんです。酸味と甘味がありながらも、トマトの華やかな香りが加わるため、奥行きのある風味に仕上がります。  その他の調味料としては、マヨネーズと白コショウのみ。これでおいしいマカロニサラダを調味することが可能です。  さあ、実際に作っていくことにしましょう。

ポイントは、マカロニを1分長く茹でること!

【材料(4~5回分)※作り置き可能、おいしく食べられるのは5日間程度】 マカロニ(乾)150g ハム 5枚 キュウリ 1/2本 マヨネーズ 大さじ5 ケチャップ 小さじ2 塩コショウ 少々 塩(キュウリの塩もみ・マカロニを茹でる用)適宜 【作り方】 (1)半月切りに薄切りしたキュウリをひとつまみの塩を加えて混ぜ数分置く。水分が出てきたら水気を手で絞っておく。 マカロニサラダ(2)ハムを千切りにして、キュウリと一緒に準備しておく。 マカロニサラダ(3)マカロニを表示時間よりも1分長く塩茹でする。これをすることで、冷めた時にマカロニが固くなりすぎずに味わえる。早ゆでタイプのものは30秒長くすると良い。 マカロニサラダ(4)茹で上がったマカロニをザルに取り、温かいうちにボウルに入れてハム、キュウリ、マヨネーズ、ケチャップ、コショウを加えて全体を良く混ぜ合わせる。 マカロニサラダ 完成したマカロニサラダはすぐに食べてもおいしいですし、タッパーに入れて粗熱を取って冷蔵庫に入れておくのもOK。 マカロニサラダ 玉ねぎや卵を入れるレシピもありますが、まろやかな優しい味わいや日持ちを重視して、具材は最小限にしています。なんとも言えぬ懐かしさが漂うマカロニサラダ、是非みなさんも気軽に作ってみてくださいね! <文、写真/スギアカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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