聞き出すことができたのなら、その自慰のやり方を教わり、あなたの手で射精に導けるようにしていきます。自慰サポートです。ここで1つ目の自信を、お互いが手に入れます。 　ここまでたどり着けると、お互いへの信頼と情が育まれますので、タッグを組んでいる気持ちが芽生えます。この段階でなら、あなたが「体を重ねて愛を感じ合うだけでも充分幸せ」と言っても受け入れてもらえるのではないでしょうか。 　今の彼では、あなたが気を使って求めるレベルを下げているんじゃないかと被害妄想に苛まれます。だから、情をかけられるほど惨めじゃないと反発し、あなたを攻撃するでしょう。「射精があろうがなかろうが、何だったら挿入がなくたって、私は充分幸せなんだけど」というのが心からの本音だと素直に受け止められるようになるには、もう少し余裕が必要です。 　自慰サポートの時に、彼に意識させないようにしながら試みてほしいのは、だんだんと弱い刺激でも射精できるようにしていくことです。ずばり、男性器の感度を上げていくことです。具体的には弱く握り、ゆっくり動かし、先端部分だけをしごくようにしていってください。 　膣内射精障害の多くの男性器は、強い刺激(強い握力、激しい動き、性器全体をシゴく)でしかイケなくなっています。要するに鈍感になってます。焼肉屋の店員が、手袋をしないで熱々の網を持てるようになっている感じです。それを、HOTの缶コーヒーも持ってない位の手に戻せたら成功ということです。