非常に長くなりましたが、それだけ、射精障害をパートナーの力によって改善していくのが難しいことだと伝われば本望です。 　もし改善策に取り組むことなく別れることになった場合、あなたには、「体の相性で別れたんじゃない、これ以上一緒にいると傷つき、しまいには自分のこともセックスも嫌いになりそうで、だから彼から離れたあなたは至極真っ当です」と言いたいです。 　同時に彼には、「今のままだと誰ともセックスが楽しめないよ。女性は、あなたを射精させるために存在してるんじゃない。射精が苦手なのをコンプレックスに感じることはないし、女性は射精にこだわってないからね。射精しないセックスの方が素晴らしいって書いてある『房中術』っていう中国の秘伝の書もある位だし。あなたは、射精へのこだわりを捨てて、相手と触れ合う喜びに気づくことができたら、普通の人がなかなかたどり着けない次元のセックスができるようになるかもよ」と言いたいです。 　あなたは自身の弱さと向き合える強さと優しさを持つ魅力的な方です。だから、このまま改善に取り組んでもいいし、離れて新しい人と出会っていってもそれはそれで幸せだと思います。ただ僕としては、せっかく価値観や性格の合う男性と出会ったのだから、腹を割って話すことができたら、恋人関係は終わっても、人と人としての付き合いは続くんじゃないかなぁと思います。 ＜文／森林原人＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【性活相談者を募集！】 森林原人さんに悩みを相談したい方は、こちらのお問い合わせフォーム(https://joshi-spa.jp/inquiry)まで、お名前はハンドルネームまたは匿名希望、題名の冒頭に【性活相談】を入れ、お送りください。 ※相談内容の一部を変えて取り上げさせていただく場合がございます。