冷凍水餃子を、専門店みたいに美味しくする“ちょい足し”アレンジ3種
②「XO醤×青ネギ」で海鮮の旨味をプラスする
続いても大好きな食べ方のひとつ。XO醤とは、中華調味料のひとつで、香港で誕生した旨味たっぷりの調味料。干しエビ、干し貝柱、金華ハムをベースに生姜やニンニクなどを配合して作られているのですが、香港や台湾ではレストランの看板商品になっていることも。最近では日本のスーパーでも手軽に購入できるようになっていますので探してみてくださいね。海鮮好きや旨味重視の方にはオススメの食べ方で、お湯に溶いてスープ餃子として味わうのも絶品です。
③「しょうゆ×チリソース×パクチー」でエスニックに
最後の食べ方は、エスニックテイスト。エスニック料理(生春巻きやパクチー料理)を作るために購入して残っているチリソースやパクチーがあれば是非試してほしい組み合わせです。ナンプラーがあれば本格度が上がりますが、餃子の中華感とエスニック感をつなげてくれるのは、日本のしょうゆの方がしっくりくるなと感じています。水餃子をたっぷり茹でて大皿に盛り付ければ、おしゃれなパーティメニューとしても活躍してくれます。
さあ、お気に入りの食べ方があれば、気軽にお試しくださいね! あったか水餃子は胃腸が疲れている時にも、やさしくおいしく癒やしてくれるはずです。
<文、写真/スギアカツキ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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