
そんな生活が続いて2年。子供を作るどころか、そんな行為すらもなかったといいます。
「私から誘っても、忙しいと断られるようになりました。それでも飲み歩くのをやめない夫を見て、このまま結婚していても仕方ないと諦めて、離婚を決意しました。どちらかの不貞というわけではないので慰謝料は発生しなかったのですが、財産分与の話になったら、夫はまさかの貯金ゼロ。夫は付き合いがあるので必要な生活費をもらう以外のお金はすべて任せていたんです。貯金してると言っていたのもすべて嘘だと分かり、唖然としたと同時に、離婚して良かったと思いましたね……」
こうして、舞香さんは35歳でバツイチに。離婚して2年、最近ようやく新たに恋人ができて幸せな生活を送っていますが、つい先日こんなことがあったというのです。
「元夫が再婚したという話を知り合いから聞いたんです。久しぶりに元夫のSNSを見て、夫がタグ付けされた再婚相手の女性の投稿を見てしまったのですが、びっくりしましたね……。その再婚相手も30歳で、今年の初めに元カレに婚約破棄されたと書いていました。そして、夫とは出会って1か月で同棲、3か月で入籍と、まったく私と同じ道を辿っているんですよ。
もはや、失恋したアラサー女性の隙間を狙う“つけ込み婚”ですよね……。そういえば、夫は1度目の結婚もスピード婚だと話しているのを思い出しちゃって。再婚相手の幸せそうな写真を見て、また夫の毒牙にかかった不幸な女が増えるのか……とすら思ってしまいましたね」
アラサーで失恋したばかりの女性が、出会ったばかりの男性に結婚を迫られて、正しい判断をするのはなかなか難しいかもしれません。舞香さんの元夫は賢いのか、それとも何度も同じことを繰り返す学習しない人なのでしょうか……?
<取材・文/結城>
結城
ライター・社会取材系。子育てや家庭問題、現代の生きづらさなど、社会の現実に根ざしたテーマを取材し、読者に考えるきっかけを届ける記事を執筆。