「ああいう形で一方的に別れたことを謝られました。最初は無視しようスルーしようとも思いましたが、それが聞けただけでもよかったです。しかし、それと復縁についてはまったくの別問題。 　当時は今の奥さんと付き合い始めたばかりで、もう彼女には恋愛感情も失せていたし、再び恋人関係に戻ることは無理でした。だから、そのことはちゃんと言いました」 　それでも彼女はなかなかあきらめてくれず、しつこく毎日のようにメールや電話をよこしてきたそうです。そこで敦也さんも最後はもう二度と連絡を取るつもりがないことを告げてブロック。その後、電話番号とメールアドレスも変えて、2人の関係はそれっきりだそうです。 「僕自身、周りに流されるところもあるため、恋人がいなかったらまた付き合っていたかもしれません。だとしても彼女とは最終的には別れていたような気はしますけどね。 　こっちも心の底では彼女に一度捨てられたことを忘れることはできなかったでしょうから。そもそも僕は捨てられた側。関係はその時点で終わっているんです」 　別れた本当の理由を知られてしまった以上、ヨリを戻そうとするのは虫のいい話なのかもしれませんね。 ―わたしの恋とマネー体験談― ＜文／トシタカマサ　イラスト／zzz＞ ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】