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商社マンと破局後に元カレとの復縁に失敗。“乗り換え”がバレていた?!

 現在は夫婦共働きが当たり前。でも、女性が出産によってキャリアが中断され、もとの職種や収入に戻るのがなかなか難しいのが残念な現状です。  また、男性の育児休暇が進まず、世の中の「母親=子育てを優先すべき」といった視線もあり、育児の負担を母親が担わざるを得ないため、時短勤務やパート勤務で、仕事に100パーセントの力を注ぐことができない女性も多いでしょう。  そうなると夫の収入は少しでも多いに越したことはありません。そう考えること自体は悪くありませんが、なかにはお金だけで相手を判断してしまう人もいるようです。 お金と結婚

別れる本当の理由を隠していた彼女

「20代後半の数年間、同僚主催の飲み会で知り合った2歳下の女性と結婚前提のお付き合いをしていました。たがいに両親にも紹介しており、そろそろ婚約と思った矢先、突然彼女に別れを告げられました。  後で知ったのですが、彼女は知り合ったばかりの商社マンの新しい彼氏に乗り換えていたんです」  そう振り返るのは、電機部品メーカーに勤める田岡敦也さん(仮名・38歳)。ただし、別れた時点での彼の年収は約470万円。20代後半という当時の年齢を考えれば、同年代の平均よりも多いほどです。 「そんなにカネにがめついコには見えなかったんですけどね。相手は4大商社ではなかったようだけど、それなりに名前の知られた会社みたいだから収入は僕よりも間違いなく多かったのでしょう。  実は、別れた経緯は、ちょっとした口論というか彼女が一方的に僕に対して怒り、そのままケンカ別れのような形だったんです。それまでの彼女とは別人のような態度に驚き、腹も立ちましたが、僕との関係を清算するためにあのような行動に出たのかもしれません。  まあ、僕なんか比べ物にならない超優良物件が現れて、目移りしちゃったのかもしれませんね。ふざけんなとは思いますが、一方でその気持ちも理解できないわけじゃないんです。僕も女性で彼女の立場なら同じ判断をしたかもしれないですから」
ピンクのヒールを履いた女性の足と散らばったお金

写真はイメージです(以下同じ)

彼女は「ケチ男」と言いふらしていた?

 そう笑って話せるのは、彼も結婚して2人の子宝に恵まれ、会社でも課長に昇進するなど仕事・プライベートともに充実しているからなのでしょう。彼女との恋愛についても「終わり方はひどかったけど、それまでは決して悪くはなかった」といいます。 「交際自体を否定しちゃうと自分自身も否定することになってしまうので。けど、別れた後に共通の女友達から『すごくケチな男』と僕の悪口を言っていたと聞かされたときはさすがにショックでした。だってデートや食事代を全額払ったのは一度や二度どころじゃないし、割り勘なんて数えるほどしかありません。  彼女の感覚ではそれでもケチなのか単にウソを言って貶めているだけかは知らないですけど、そんな風に言われていたのはさすがにいい気分はしませんよ。完全に僕の知っている彼女じゃないんだと吹っ切れるきっかけにはなりましたけどね」  ところが、別れてから1年半後、いきなり彼女から連絡が来ます。そのときに例の商社マンとは別れたことを知ったそうですが、交際中のときのような態度を取ってきた彼女にヨリを戻したがっていると察しました。 商社マンに捨てられた元彼女
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