宇垣美里が声優に初挑戦、破滅型のキャラに「もう、たまらん!」
元TBSのアナウンサーで、現在はラジオ番組や執筆業などを始め、さまざまな分野で精力的に活動している宇垣美里さん(29)。「女子SPA!」でも、毎月映画愛を語ってくれています。そんな宇垣さんが、アニメ映画の吹き替えに初挑戦しました。
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昨年字幕版が公開され、アニメファンの間で高い評価を得て、花澤香菜さん、宮野真守さん、櫻井孝宏さんら実力派のボイスキャストにより日本語吹替版となって新たに全国公開がスタートした中国発のアニメ映画『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』。宇垣さんは、花の妖精の声をあてています。
「やらなかった後悔はしたくない」「狭き門より入れ」など、挑戦を続ける宇垣さんの常日頃の心がけを伺いました。
――アニメ声優初挑戦です。オファーがあったときは?
宇垣美里さん(以下、宇垣)「すごくビックリしました。作品の感想を書いたりしているので、そういうお仕事かなと思っていたら、声優のほうだと。もともと話題になっていることは耳にしていて、とにかくアニメーションがすごくて、キャラクターも可愛い作品だと聞いていました。観たいと思っていたので、光栄だったのと同時に怖かったです」
――宇垣さんは物語全般やアニメ作品がお好きです。だから怖さがあったのでしょうか?
宇垣「声優さんって職人のようなお仕事ですし、すごく尊敬しているからこそ、そこに私が入ったことによって、世界観を乱してしまわないだろうかと。これはなかなかのハードルだなと思いました」
――花の妖精役でしたが、とても自然でしたし可愛らしかったです。
宇垣「ありがとうございます。とにかく手探りでしたが、すごく元気なキャラクターだと思ったので、いつもハッピーで一緒にいるとこちらも楽しくなっちゃうような友達のことを思い出しながら挑みました」
――魅力的なキャラクターが多く登場します。宇垣さんが特に好きなのは?
宇垣「まず、主人公の黒猫の妖精・シャオヘイは、絶対に可愛い! 大好きです。あとは、個人的に(人間のムゲンに捕まったシャオヘイを奪還しようとする妖精の)フーシーみたいなキャラクターが好きです。たぶん女性が好きなキャラクターだと思います。なんていうんだろう。『この先の道が決して明るくないことが分かっていたとしても、一緒に滅びたい』と思えるような(笑)。なんか好きになっちゃいます。
決して悪い人ではないんだけど、『自分の大切なもののために、分かっていて愚かな道を進んでしまう』みたいな。『もう、たまらん!』って思いますね(笑)」
オファーは「光栄だったのと同時に怖かった」
破滅型のキャラに「もう、たまらん!」
『羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来』日本語吹替版 オフィシャルサイト