小澤征悦がカヌーのコーチ役に「僕、褒められて伸びるタイプなんですよ~」
中条あやみさんが、カヌーと出会って再起していくヒロイン・遥を演じている映画『水上のフライト』が公開になりました。本作で、ドラマ『パパがも一度恋をした』などの小澤征悦さんが、遥にカヌーを教える宮本コーチを演じています。
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部屋に入ってきた瞬間、周囲をパッと明るく照らすようなオーラを放つ小澤さんに、ご自身を導いてきてくれた学生時代の経験や、俳優デビュー以降に影響を与えてくれた先輩方のお話などを聞きました。
――宮本コーチ、とてもステキでした。兼重(淳)監督が、「すべての登場人物の父親的な役回りになってほしいキャラクターで、小澤さんしか思い浮かばなかった」と。
小澤征悦さん(以下、小澤)「えー、たぶんそれ冗談ですよ(笑)」
――いやいや(笑)。小澤さんは「親友であり戦友だ」ともコメントされてます。
小澤「そうなんですか? ありがとうございます。いや、嬉しいですけどね」
――小澤さん自身は、この作品のなかで宮本コーチとしてどう存在できたらと思っていましたか?
小澤「この映画の大きなテーマとして、体が不自由になってしまった方の再生の物語があります。そこに対して大きな愛情を根底に置いて、ちゃんと支えること。でも明るく、決して湿っぽくはならないように、というところは監督とも話し合って作っていきましたね」
――確かに作品全体に明るさがあります。
小澤「監督自身が陽のオーラを持った方ですし、中条さんを始め、みんなが、ポジティブな力強さがあったほうがいいと感じてやっていたと思います。そう感じていただけたのなら嬉しいですね。それに、現場に子どもたちがいたのも良かったです。
僕はもともと現場では冗談を言ったり、馬鹿なことを率先してやっているんです。それによって現場がまとまっていけばいいなと。今回もそうしていましたが、それをやったときのリアクションが、子どもがいることによって、本当にいい感じの笑いになるんです。そこに中条さんも加わって、あと、杉野(遥亮)君もね、独特なテンポ感で笑いを提供したりして。そうした相乗効果みたいなものが、映像のなかにも入ってるんじゃないかと思います」
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明るく、決して湿っぽくならないように
子どもたちがいたことで、より温かな現場に
『水上のフライト』オフィシャルサイト