
腸内環境を整えることで、肌荒れや便通の改善やダイエット、免疫力アップなど、いくつもの効果が期待できるといわれている「腸活」。
筆者も以前は便通の悪さに悩まされていましたが、今は腸活効果のおかげで毎日“快腸”なので、この体調を死ぬまで絶対にキープしたいと思っています。そこで、今回はお手軽な腸活レシピを2つ紹介します。

※画像はイメージです(以下、同じ)
以前は、便秘に苦しんで便秘薬を服用していました。でも、飲まないとまた戻ってしまう。
専用のコーヒーを肛門から入れて、直腸と大腸を清掃する「コーヒーエネマ(浣腸)」も試した経験があります(現在は医学的エビデンスがなく、危険とされているのでオススメできません)。自宅で行っていたのですがステップが面倒で、しない日は元の木阿弥状態。クリニックで施術してもらう腸内洗浄は、高額で経済的に継続できない……。
筆者がなぜ、ここまで腸活にこだわるかというと。小学生の頃、同じアパートに住んでいたオバサマが「2週間の便秘」により、救急車で搬送された姿を目撃したからです。住んでいた地域が田舎なので、耳ざとい人たちにより「便秘で救急車」というワードは即座に広まりました。件のオバサマも、恥ずかしかったのでしょう。しばらくは見かけた記憶がありませんでした。私はそんなふうにはなるまいと、腸活に勤しんでいるというわけです。
そこで、あらためて腸活に効く食べ物を調べてみると、以下のようなものがあるとのこと。
・善玉菌を直接摂取できる、乳酸菌とビフィズス菌を含むヨーグルト・チーズ・漬け物・納豆・キムチなど
・善玉菌を増やす作用がある食物繊維を含む、キノコ類・ごぼう・ひじき・海藻類・玄米など
・善玉菌を増やす作用があるオリゴ糖を含む、たまねぎ・アスパラガス・にんにくなど
個々の食生活にフィットした食材を選ぶのがベストだと思いますが、筆者が個人的に注目したのが「ぬか」です。実家にはぬか床があり、ぬか漬けが大好物だからです。「でも、毎日のお手入れが面倒で、始めるのはハードルが高い」と、とまどっていたときにカルディで出会った商品があります。
●熟成ぬか漬けの素 170g(もへじ)/価格321円(税別)

熟成ぬか漬けの素 170g(もへじ)/価格321円(税別)
ステマではない証拠に、わが家には今、ストックが2本+使いかけが1本あります。友人にもプレゼントしていて、最高でストック7本のときもあるので、近々買い足す予定です。カルディのHPには「ラップの上できゅうりやなすなどお好みの野菜に擦り込む」との記載がありますが、食材とぬかを入れたキッチン用ポリ袋の上からもんでもOK。発酵具合はお好みですが、わが家では2日間を設定しています。
そして、「熟成ぬか漬けの素」の愛用により、ぬか漬けへのハードルが下がったので、冷蔵庫で保管するタイプのぬか床デビューもしました。デビューのきっかけをくれたのは、夫の母です。
母も、冷蔵庫に保管するタイプのぬか床を使用しています。発酵が進む春に購入し、発酵の進み具合が悪くなる秋~冬には捨てるとのこと。「えぇっ! ぬか床って捨てていいんですか?」と聞いたら、「漬けてもおいしくないなら、捨てればいいの。ぬか床を“育てよう”なんて気負わなくていいのよ」という意見をいただきました。
ぬか床はおいしくない、あるいは失敗したら捨ててもいい。「ぬか床は育てなければおいしくならない」という考え方から解放されて、気持ちが軽くなりました。

我が家で漬けたぬか漬け
きゅうりや黄ズッキーニ、ぬか漬けにはしていないミニトマト半分と、粒タイプのモッツァレラチーズのピンチョス。主観ですが、初めて食したチーズとゆで卵のぬか漬けが美味でした。
きゅうりやズッキーニなど、手探りで探すことができる食材はぬか床に、粒タイプのモッツァレラチーズやゆで卵など、ぬか床に入れると探しづらいか、つぶれてしまいそうな食材は「熟成ぬか漬けの素」へと、分けて漬けています。