深田恭子もベタ惚れ!佐々木蔵之介が愛らしい『超高速!参勤交代』インタビュー【後編】
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「蔵之介さんが、京都に来てくれたんだからおもてなしだと言ってくださって。いろんなところに連れて行ってくださったんです。蔵之介さんのご実家の、佐々木酒造にも連れていっていただきました。丁寧に説明してくださりながら、順番にあちこち見て回って、最後はいろんなお酒を飲み比べさせていただいて。すごく楽しかったです!」。
佐々木酒造には、伊原さんと一緒に行かれたそうです。楽しそうな様子が目に浮かびますね。
さて、本編には大災難に見舞われる西村さんのシーンをはじめ、大笑いしたり、はたまた感心させられるエピソードが目白押し。時代劇という堅苦しさが全くありません。
クランクインしたとき、本木克英監督から「みなさん思い切ってやってますので、どんどんやっちゃっていただいて平気です」と言われた深田さん。
「そのときはあまりよく分かっていなかったんですけど、出来上がった作品を観て、あぁ、こういうことだったんだって納得しましたね。私は蔵之介さんとの絡みが多くて、みなさんとのシーンはほとんどなかったので、あんなに身体を張って、頑張ってらっしゃったんだなぁって(笑)」。
泥まみれになったり、最後には大立ち回りもあったりと、どのキャラクターも生き生きとしたおり、監督の言葉も頷けます。
本作のキャッチコピーは「このミッション、インポッシブルです!」。それにかけて、不可能を可能にするために大切なことを伺うと。
「私、いつも上手くいかないんじゃないかとか、悪いほうへ考えがちなんです。でもそれを励ましてくれたり、大丈夫だよと言ってくださる方が、可能な方へと導いてくださる。だから乗り越えていける感じですね。わたしひとりでは可能にはできないです」と謙虚に応えられた深田さん。
でも、周りにそうした方が現れるのは、深田さんの魅力があってこそだと強く断言いたします。インタビュー時、「なんて可愛らしいんだ」と同性ながらトキめいていた筆者(危ないと言われても結構!)。いまも様々な役柄に挑戦されていますが、これからもいろんな顔を見せていってくれることでしょう。
深田さんは本作についてこんなことにも触れていました。「最後に蔵之介さんが、『いわきの土をずっと耕し続けなきゃいけない』っておっしゃるんです。福島の方がこれを観て喜んでくださったらいいなと思います」。
<TEXT・PHOTO/望月ふみ>
ヘアメイク:双木昭夫(なみき あきお)クララシステム
スタイリスト:立花文乃(たちばな あやの)
衣装クレジット
・ブラウス/Paul Smith BLACK/Paul Smith JAPAN/\25,000-
・スカート/puch/EHE/\25,000-
『超高速!参勤交代』は6月21日(土)より全国ロードショー
配給:松竹
(C)2014「超高速!参勤交代」製作委員会
オフィシャルサイト http://www.cho-sankin.jp/
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi