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人気若手女優、 “トンデモ動画”をシェアして大炎上。SNSもとうとう削除

 いま注目の若手女優レティーシャ・ライト(27)が、SNSのアカウントを削除した。先日、自身のSNSで“反ワクチン動画”をシェアし、バッシングを受けていたレティーシャ。その後、声明文を発表し、「私はワクチンに何が含まれているのか心配だっただけ」と釈明したが、事態は収まらなかったようだ。

YouTubeも「利用規約違反」で削除。波紋を広げた動画の中身

レティーシャ・ライト

レティーシャ・ライト

 先日、YouTubeで配信された『新型コロナウイルス感染症ワクチン、接種を受けるべき?』というタイトルの動画をSNSでシェアしたレティーシャ。しかし、動画の信頼性があまりにも低いことから、これをシェアしたレティーシャにも批判が殺到する事態になった。  この動画は、“宗教家”、“自称預言者”などとも呼ばれているYouTuberのトミ・アラヨミ氏が配信したもの。このなかで同氏は、「新型コロナのワクチンを信用してよいものか」と疑問を投げかけたうえで、「ワクチンによって余計な手足が生えてこないよう神に祈るべき」などと発言。さらに、気候変動に懐疑的な見方を示したり、中国が新型コロナウイルスを広めたと非難したり、LGBTに対し否定的な発言をしたり、過激かつ根拠がない主張を繰り返していたようだ。そのためYouTubeも「利用規約違反」として、その動画を削除する措置を取ったという。  その動画を自身のSNSでシェアし、批判されたレティーシャは当初、次のようにツイートしていた。 「多数派の意見に同調せず、疑問を唱え、自ら考えると……取り消されてしまう」  本人にしてみれば、ワクチンを打つことへの不安を伝えたかっただけかもしれないが、波紋は拡大。映画で共演した俳優もこの動画を「ひどいゴミ」と酷評し、今回の事態に苦言を呈した。  改めてツイッターに声明文を投稿したレティーシャは、こう釈明した。 「私は誰も傷つけるつもりはありませんでした。私は、ワクチンに含まれているもの、そして私達の体内に入れるものに対して懸念を抱いています。だからあの動画を投稿したのです。それ以外の意図は何もありません」  けれども、なかなか騒動が収まる気配がなかったためか、レティーシャはその後、インスタグラムとツイッターのアカウントを削除した。

「幸せは私と神との関係がもたらすもの」と話していたことも

 南米の国ガイアナ共和国で生まれたレティーシャは、まだ幼い頃にイギリス・ロンドンに家族で移住。学生時代から演じることに興味を持ち、2011年頃よりテレビドラマなどに出演するようになった。のちに米映画界から注目されるようになり、2018年には世界で大ヒットした映画『ブラックパンサー』に出演。主人公ティ・チャラの妹で、天才科学者のシュリ役を魅力たっぷりに演じ、一躍その名が知られるようになった。  デビューする前はなかなかチャンスがつかめず、自ら売り込みを行ったという苦労人のレティーシャ。ただ、女優になってから壁にぶち当たったこともあったようで、以前こんなふうに語っていたことも。 「色々あったのよ。私の人生において、とても難しい時期だったの。俳優業から休みをとる必要があった。だから活動を休止して、神、そして私と神の関係を見つける旅路に出たの。そしてクリスチャンになったわ。そのことで私の中は愛と生きがいで溢れることになったし、より安心できるようになり、また他の人から、もしくは役を得ることで認められる必要もないと感じるようになったの。 そして私の幸福はそんなことに左右されることはなくなった。幸せは私と神との関係がもたらすもの。私は完璧ではないわ。特にクリスチャンとしてはね。ただその繋がりを保ちながら毎日を歩もうとしているだけ。とても助けになったし、とても感謝している」  信仰に出会っていなければ、女優を辞めていただろうとも話していたレティーシャ。この強い信仰心と今回の騒動は何か関係が……?  ただ、新型コロナのワクチンをめぐっては、その安全性に疑問を抱いている人が多いのも事実。この騒動について報じた米CNNテレビは、「重要なのは、ワクチンに関するしっかりした知識を持ち、不安を払拭することだ」としたうえで、「米国民のなかにはワクチン接種をためらっている人もいる」と伝えている。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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