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ジョージ・クルーニー、役作りで13キロ減。無理なダイエットで病院に運ばれる

 これまで数々の話題作に出演してきた大御所俳優のジョージ・クルーニー(59)。過去には、役作りのため13キロ増量したこともあったが、間もなく配信されるネットフリックスのオリジナル映画『ミッドナイト・スカイ』では13キロ減量したそうだ。けれどもその極端なダイエットにより、生命を脅かす可能性もある重病に冒されてしまったという。

早く体重を減らそうと頑張り過ぎた

ジョージ・クルーニー

ジョージ・クルーニー

 今月23日よりネットフリックスで独占配信される映画『ミッドナイト・スカイ』で主演兼監督を務めたジョージ。同作では、地球が滅亡の危機にあることを知りながら、北極圏に独り残った科学者を演じている。  北極での過酷なサバイバルを描いたこの作品のため、ジョージはダイエットに励み、13キロ減量することに成功。ところが、いざ北極圏でのロケへ向かおうとしたとき、腹部に激しい痛みを覚え救急外来に担ぎ込まれる事態に。  診察の結果、生命を脅かすこともある膵炎(すいえん)と診断されたという。役作りに向けた極端なダイエットが原因とみられている。  ジョージは英タブロイド紙『デイリー・ミラー』にこう話す。 「早く体重を減らそうと頑張り過ぎたんだと思う。それに身体に気を使っていなかったんだろうね」  退院後、完全に回復しないままロケ地に向かったジョージは、当時をこう振り返っている。 「回復するまでに2,3週間かかったよ。監督は体力がいるから簡単なことではなかったね」
midnight sky

『ミッドナイト・スカイ』のジョージ(右)。確かにゲッソリ……
(※画像:Netflixの公式HPより)

「フィンランドの氷河でのロケだったから、大変だったよ。確かに演技には役立ったけどね。僕がそれまでしたことの中で最大のものだった。楽しかったよ」  これまで6本の映画の製作を手掛けているジョージだが、今まで経験したなかでも最大規模となるこの企画は、大変ではあったものの、その分やりがいもあったようだ。

過去には役作りで13キロ増量。私生活では“幸せ太り”も経験

 本作でがんを患っている科学者を演じるにあたり、減量に加えヒゲも伸ばしていたジョージ。その風貌に対する家族の反応はまちまちだったそうだ。 「みっともないボサボサのヒゲを生やしていたんだ。息子はヒゲを気に入っていたよ。中に物を隠すことが出来るから。それで僕は仕事に行ってやっと気づく。『ヒゲの中にキャンディが入っていたぞ』ってね」 「でも妻と娘は、僕がヒゲを剃った時大喜びしていた。ヒゲの下に顔を見つけるのが大変って感じだったからね」  徹底的な役作りをするジョージは、2005年の映画『シリアナ』でCIA工作員を演じるにあたり、13キロ増量して役に望んだことも話題になった。  また、役作りではないが、私生活では現在の妻アマルと結婚した直後に“幸せ太り”も経験。そのときは6キロ以上も太ってしまったようで、「夫の健康状態を心配するアマルからダイエットを命令された」とも伝えられた。  来年で還暦を迎えるジョージ。もしかすると、体重の変動が激しいのは体質なのかもしれないが、急激な体重の増減は体にも負担。あまり無理はしないでもらいたいものだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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