――まだ22歳ですが、20代、30代以降と、どんな俳優、男になっていきたいですか?

『ジョゼと虎と魚たち』より
中川「20代はとことんチャレンジ。がむしゃらに駆け抜けたいです。30代以降は、その年齢になってきたからこその役や、円塾したお芝居のできる役者に。かっこいいおじさんになりたいんです。
一番は、同性から憧れられる、大人の男性になっていきたいですね」
――そうした意味で憧れている人はいますか?
中川「
草刈正雄さんです。超かっこいいです。ああいう空気を出せる大人の男性、役者になれたらなと思います」
――最後に本作公開に合わせてメッセージをお願いします。
中川「アニメーション作品ですが、ただファンタジックだというのではなく、現実的な場面も大切に描いています。そのうえで、温かく優しい世界観に溢れているので、ほっと温かな気持ちを持ち帰ってもらえたら嬉しいです」。
(C) 2020 Seiko Tanabe / KADOKAWA / Josee Project
<文・写真/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。
@mochi_fumi