これまで何かと世間を騒がせてきたキム・カーダシアンとカニエ・ウェストが、離婚に向けた話し合いを始めたと報じられている。2人は夫婦カウンセリングを受け、修復を図っているともいわれているが、キムが敏腕弁護士を雇い、離婚の準備を進めているとも伝えられている。自らも“お騒がせセレブ”と称されながら、問題行動が多い夫を支え続けてきたキムだが、「さすがに堪忍袋の緒が切れたようだ」とメディアは報じている。 　2014年に結婚したキムとカニエ。結婚当初から妊活に励み、「可能な限り夫婦生活」「1日に500回」という想像を絶する努力もあり、2人の子どもを妊娠・出産。その後2人の子どもが代理母で誕生し、計4人の子どもを持つ子だくさんファミリーに。ところが、ここ最近は夫婦の関係に暗雲が立ち込めており、別居しているともいわれている。2人はそうした夫婦間に起きた問題に対処すべく、夫婦カウンセリングを受けることにしたようだ。 　ある関係者がE!ニュースにこう話す。 「離婚についても話し合っていますが、キムは関係修復を第一に考えています。このような状態になった特別な理由はありません。子供の育児に関しては、100パーセント協力して行っています」 　また、別の関係者はNBCニュースに「いわゆる巷のカップルの問題です。他人が関わって起きている問題ではありません。昨年の春から離婚の話が出ては消えています」と明かしている。 　リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』に出演し、その番組名通り世間を騒がせてきたキム。パリで強盗に襲われ1000万ドル（約10億円）相当の金品を奪われたり、起業した下着ブランドに「KIMONO」と名付け大ブーイングを受けたり、話題にこと欠かないお騒がせタレントとして知られている。その一方で、心の問題を抱える夫を支え、昨年カニエが大統領選に出馬した際もサポートしていたといわれている。 　しかしその大統領選が、離婚話が持ち上がったきっかけの1つとなったようだ。昨年の米大統領選に出馬したカニエは、選挙集会でとりとめのない主張を繰り返したあげく、「娘を授かったとき、自分は中絶を望んだ。でも妻が守ってくれた。私は娘を殺しそうになった」と涙ながらにスピーチ。 　そのうえ、「キムと義母が自分を監禁しようとしている」「キムはホテルで男と密会している」「妻との離婚を望んでいる」などとツイッターに連投。これらのツイートはのちに削除されたものの、奇行を繰り返すカニエの精神状態を心配する声が相次いだ。 　このときやり玉に挙げられたキムはその後、自身のインスタグラムに長文を投稿。「うつ状態と躁状態を繰り返す双極性障害を患っているカニエに、思いやりと共感を持ってほしい」と訴え、夫をかばった。ただ、この一連の出来事によって夫婦に亀裂が入ってしまったことは間違いないようで、昨年後半には別居していたとみられている。 　一時は修復も試みていたようだが、キムはアンジェリーナ・ジョリーやジョニー・デップの離婚も担当した敏腕離婚弁護士ローラ・ワッサーを雇い、手続きを進めているとの情報も。 　現段階では双方からコメントは発表されておらず、未だ正式な離婚申請もされていない模様。4人の子供のためにも、離婚申請に慎重になっているともいわれているキムだが、関係者は「キムは子供たちのために、何をすべきかわかっている」と話している。

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　これまで悪目立ちすることが多かったものの、今では刑務所改革を訴え、弁護士になるために必死で勉強を続けているキムだけに、夫の奇行にウンザリし「堪忍袋の緒が切れたのではないか」とも伝えられている。 　一方のカニエも、キムの気持ちを理解し、離婚の覚悟はできていると報じられているが……世紀のお騒がせカップルは、果たしてこのまま離婚に突き進むのだろうか。 ＜文／BANG SHOWBIZ、女子SPA！編集部＞