“消えた”元売れっ子俳優、いつの間にか3人のパパに
20〜15年前にはハリウッドの大作に相次いで出演し、売れっ子俳優として名をはせたジョシュ・ハートネット(42)。ある時期からパッタリ名前を見なくなり、「消えた」と言われていた時期もあったが、最近また徐々にドラマや映画で見る機会が増えてきている。これまで私生活についてあまり語ってこなかったジョシュだが、実はすでに3人の子供を持つパパになっていたことを今回明かした。
スカーレット・ヨハンソン、キルスティン・ダンスト、シエナ・ミラー、アマンダ・サイフリッドなどなど、共演した美人女優と次々に浮名を流し、ハリウッドきってのプレイボーイとして知られたジョシュ。2013年からは、女優兼モデルのタムシン・エガ―トンと交際し、現在も関係を継続中だ。
そんなジョシュは先日、デジタル雑誌『ミスター・ポーター』に登場。タムシンとの間に5歳と3歳の子供がいること、さらに2019年末には第3子が誕生したことも明かした。
「最も誇りに思えることは、僕が3児の父親で、パートナーとは良い関係を持っており、素晴らしい家庭生活があると同時に良い仕事も出来ていることだ。そして歳を重ねるにつれ、演じるキャラクターもより面白くなってきている」
2001年の映画『パール・ハーバー』で注目を浴び、その後『ブラックホーク・ダウン』や『ブラック・ダリア』など話題作に次々と出演する売れっ子俳優となったジョシュ。注目の若手俳優として脚光を浴びていたものの、徐々に露出が減り、2010年代にはその名前を見かけることはほとんどなくなった。
この時何が起きていたのかについて、2014年のインタビューで答えたジョシュ。当時『スーパーマン』や『スパイダーマン』といった人気作品のオファーも届いていたというが、それらも断り、故郷のミネソタへ帰っていたことを明かしている。故郷では昔の友人たちと時間を過ごし、1年以上映画に関わらないようにしていたという。
インタビューのなかでは、有名になったことで常に追い回され、どこへも行けなくなったと苦悩を吐露。「気持ちが休まらなかった。孤独で、誰も信じることができなかった」と当時の心境を明かしている。
また別のインタビューで、共演者たちとの恋愛について言及した際には、「若い俳優には共演者との交際はあまりおススメしない。嫉妬で足を引っ張られたり、敵を作ることになりかねないからね」と激白。これまで世間を騒がせてきた共演者との恋愛が、ハリウッド俳優としてのキャリアに悪影響を及ぼしたことも示唆している。
今では演技の世界に戻ってきたジョシュだが、以前ほど注目を浴びない現在の生活に満足しているという。
「多くの人は、あの罠にかかってしまう。でも僕は長年の友人や家族に対する強い思いがあるんだ」
「そういう関係を失わないよう努めてきた。今の僕を作ってくれた人々だ。僕はハリウッドの夢を追うよりもそれを一番大切にしている」
過去には、木村拓哉や寺島しのぶなどの大物俳優たちと共演し、日本でも話題になったジョシュ。
最近では大型作品よりも、低予算であっても自分が演じたいと思った作品に出演することが多いようだ。3人の子供のパパにもなり、今後ますます深みのある演技を見せてくれるに違いない。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
“共演者キラー”といわれたプレイボーイ。今では3人の子供のパパに
ただ、コロナ下で幼い子供達3人を育てていることに関しては苦労も多いようで、こうも語っている。 「出来る限り子供達が退屈しないよう努力しているよ。でも(深いため息)それは本当に大変で、僕達2人とも子育てに一日中かかりっきりなんだ。だから一日の最後には、ただワインを飲んで眠りたいという気持ちになるよ」