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売れっ子女優、ギャラの女性差別に抵抗したら…ひどい言葉を返された過去

 かつて世界一の美女「ミス・ワールド」に輝き、米雑誌『タイム』が選ぶ「最も影響力のある100人」にも選出されたインド出身のスター俳優プリヤンカー・チョープラー(38)。私生活では米エンタメ界最強のモテ男ニック・ジョナスと結婚し、いまやハリウッドで最も注目される存在になったが、過去にはイジメや差別に苦しんだこともあったという。映画界における男女格差についても積極的に発言してきたプリヤンカーだが、先日出演した番組では、ギャラをめぐり解雇されそうになった過去も明かした。

「安い給料を受け入れられないならクビ」と脅された

プリヤンカー・チョープラー

プリヤンカー・チョープラー

 先日、ポッドキャスト番組『スキムド・フロム・ザ・カウチ』に出演したプリヤンカ。今やハリウッドの人気ドラマで主役を張る売れっ子女優だが、過去にはある作品から解雇されそうになったことを打ち明けた。  その原因となったのはずばり“ギャラ”。その作品を撮影していた際、男女平等の賃金が支払われていないことを懸念し、男性共演者と同レベルの出演料にしてほしいと交渉したという。しかし、プロデューサーからはこんな反応が返ってきたそうだ。 「その安い給料を受け入れるように言われた。それができないなら、この役を降りろと。他にもやりたい女の子はたくさんいる、女性出演者はいくらでも代わりがいるってね」  そのとき反論しなかったというプリヤンカは、心の中でこう決意したという。 「私は、このシステムの中で働かなければならない。仕事が欲しければ、それが唯一の方法なんだってね」  そして自分の意思を貫き通せるようになるまでは、長い時間がかかったという。 「自分の意思をしっかり主張できるようになるまで、15年くらいかかった。ほかの女性たちがそういう問題で結束していることを知って、私も踏み出すことができたの」

肌の色を理由にからかわれたり、オーディションで落とされた

 これまでにも、ボリウッド(インドの映画業界)やハリウッドにおける男女の賃金格差について発言してきたプリヤンカ。数年前のインタビューでは、「(インドで)男性キャストの出演料が100ドルだとしたら、女性キャストは8ドルくらい。米映画界では、男女の賃金格差をそこまでオープンにしませんが、インドでは隠すことさえしません。大物の男性俳優と共演する場合、女性の出演者にそこまでの価値はない。そうはっきり言われたこともあります」と明かしていた。  能力に関係なく、性別だけを理由に安いギャラを提示されるという差別を経験したプリヤンカ。そのうえ肌の色を理由にオーディションで落とされたこともあったという。  プリヤンカはさらに、つい先日出版した回顧録『Unfinished』のなかで、学生時代を過ごしたアメリカで壮絶なイジメや差別を経験したと告白。当時通っていた米の高校で、褐色の肌の色から「ブラウニー」とからかわれたり、「象にのって故郷に帰れ」と言われたりしたそうだ。
 そんなプリヤンカは、差別を解消していくために必要なことは“対話”だと考えているという。 「よく知りもしないのに人から何かいわれたとき、私は怒るのではなく、本当のことを知ってもらうために話をするようにしています。人々にきちんと伝え、少しずつ世の中を変えていく。戦いを仕掛けるよりも、そのほうが良い道筋になるのではないかと思います」  日本でも女性差別や女性蔑視発言が取り沙汰されている昨今だが、今回のプリヤンカの例を見ても、そうした問題は様々なところに存在することがわかる。状況を少しでも良くしていくためには、プリヤンカのように対話をしつつ、自分のフィールドでふんばり続けることが大切なのではないだろうか。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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