そのため、飼い主さんは3匹の仲が悪くならないよう、ぴーちゃんを別室に隔離。ドア越しやケージ越しで対面させたり、時間を限定して直接対面させたりとさまざまな工夫をし、3匹を慣れさせることにしました。
「優先順位はみたらし→とろろ→ぴーちゃんを徹底。みたらしととろろが遊びに満足したタイミングを見計らい、ぴーちゃんを同室に入れるようにもしていました」
こうした配慮を2か月ほど続けた結果、みたらしちゃんからぴーちゃんへの威嚇は徐々に減っていき、最近では追いかけっこして遊ぶ光景も見られるように。同じ空間で過ごせるようになった3匹は、寄り添い合いながら眠ることもあります。
今では、3匹寄り添って眠ることも
「みたらしは昔、私に対して強めの甘噛みをすることも多かったのですが、それも減ってきました。だいぶ性格が穏やかになった気がします。もしかしたら、気が荒いというより、わがまま娘なのかもしれません(笑)」
みたらしちゃんは最年長ですが、3匹の中では一番の甘えん坊さん。椅子に座る飼い主さんの膝に乗ったり、腕枕されて寝たりするのが大好き。そんなデレモードな姿を見るたび、飼い主さんは胸キュンしています。
デレデレ姿を見せてくれるみたらしちゃん
たまにみたらしちゃんだけを別室に隔離し、一緒に過ごす時間を設けると、部屋の中ですぐにゴロンと寝転がり、ヘソ天。その姿を目にすると、心を許してくれているのだと感じ、飼い主さんは嬉しくなります。
そんなみたらしちゃんは、おやつのときや椅子の上などに気になるものがあるときには、よく2足立ちをしてくれるのだとか。
「ですが、何も掴まずに立つのは難しいようで、おやつをあげると手を掴んでくれる。それがなんだか嬉しいです」
同居猫のとろろちゃんも見事な2足立ちをマスター!