「腹筋運動をしているのに、下腹だけがやせない」。こちらもありがちな悩みです。本書の解答は「お腹の上部ばかりを鍛えても、下腹やわき腹はまったく使われていません!」。けっこうショックを受けた人いるのではないでしょうか。でも大丈夫、やせポジを作ってからの、わき腹に効く2種類のストレッチで激やせにコミットです。
1. 仰向けになり、両ひざをそろえて曲げ、ひざからつま先が床と平行になるように上げる。
※両手で頭を支え、上体を起こす。腰が浮かないようにする。
2. 片脚を伸ばし、その反対側に上体をひねる。伸ばす脚とひねる方向を入れ替え、繰り返す。交互計20回。
※曲げている脚を胸に引き寄せるイメージ。伸ばした脚はまっすぐに。

回数をこなそうと急いでやると腰がぐらつき、体のバランスを崩します。交互計20回をていねいに、確実にやってこそ筋肉がこたえてくれるのです。私もやりましたが、意識的にお腹に力を入れ、ググッとひねることで普段使われていない筋肉が目覚めるのだと思いました。
1. 仰向けになり、両脚をそろえて上げる。
※ひざとかかとをそろえる。ボールやタオルを太ももに挟んでもOK!内ももと下腹やせのダブル効果に。
2. そろえた両脚を左右にゆっくり倒す。交互計20回。
※肩が床から離れないように。

単純な動作ながら、かなりきついストレッチです。しかし、これは効きます。下腹が燃えているのがわかるのです。ツイストクランチ同様、こちらも急いで回数をこなそうとしてはいけません。確実に激やせするためには、ゆっくりていねいに!が合言葉です。
中川裕喜氏ご本人が、持病のケガを治すために研究を重ね、10年をかけて克服したと言います。「心と体の健康の大切さを伝えるために始めた動画」のエッセンスが十分こめられた本書。もちろんストレッチごとにQRコードがついているという、やさしさも詰め込まれています。宅トレに飽きてきた人にも、これから始めようとしている人にも、いたれりつくせりの一冊なのです。
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小説家・森美樹のブックレビュー―
<文/森美樹>
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『
主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『
母親病』(新潮社)、『
神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。
X:@morimikixxx