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日本人が英国音楽賞の歴史を変えて拍手。世界で活躍する新世代ミュージシャン3選

『情熱大陸』(MBS、TBS系列)にも取り上げられたことのある日本人ミュージシャンのリナ・サワヤマ(30)が、イギリスの権威ある音楽賞「マーキュリー・プライズ」と「ブリット・アワード」に呼びかけて、候補者条件を変更させたことが話題になっています。
 そこで今回は、日本にルーツを持ちながら海外で活躍中のミュージシャンに注目。世界のミュージックシーンを変えていく若い才能を紹介します。

国籍ルールにNO!日本人が英国音楽賞の歴史を変えた

 新潟県生まれで4歳のときに英国に移り住んだリナは、英国の永住権は保持しているものの、家族や自分のルーツとの接点を断ちたくないため、日本国籍を選んでいました。  しかしこれまで、「マーキュリー・プライズ」と「ブリット・アワード」では、英国籍以外のアーティストはノミネートできないという国籍ルールが存在。昨年、高評価を得ていた彼女のアルバム『SAWAYAMA』は、どちらの賞にもノミネートされませんでした。  これには多くのファンが衝撃を受け、リナのファンを公言していたエルトン・ジョンは、彼女の作品が候補作にならなかったことにインスタグラムで「残念でならない」とコメント。2020年最も好きなアルバムとして『SAWAYAMA』のジャケット写真を投稿しました。
Rina Sawayama「Sawayama」Caroline

Rina Sawayama「Sawayama」Caroline

 リナ本人が『ヴァイス VICE』のインタビューで国籍ルールを疑問視する声を挙げると、「#SawayamaIsBritish(#サワヤマイズブリティッシュ)」がSNSで拡散され、英国内でトレンド入り。議論を巻き起こしました。  そして2月下旬、両賞を主催する英国レコード産業協会と交渉を続けてきたリナがインスタグラムに、賞の選考ルールが今年から変更されることが決まった喜びと、サポートを続けてくれたファンに感謝するメッセージを投稿。  BBCニュースによると、改定された新しいルールでは、「英国生まれ」「英国パスポートを持つ者(国籍保持者)」に加え、「英国に5年以上在住する永住権保持者」という条件も加わったそう。  今後の音楽賞では、英国で暮らす海外出身者の躍進が期待できそうです。
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アメリカで活躍する2人。YouTuberから転身も
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